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ライラックの花を君に ページ6

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「Aちゃんって、どうして凛月ちゃんのことが好きなのかしら?」


『どうしてって…』


「あら。だってお兄さんの方も魅力的じゃない?」




騙されるな鳴ちゃん


美味しそうでヘルシーなサンドウィッチを頬張りながら彼は笑った。



今日はあんずちゃんが椚先生に呼ばれているためたまたま購買へ向かう途中出会った鳴ちゃんとガーデンテラスに来た


そして、同時に私は悟った。


これは優雅でまったりとしたランチタイムではない。

鳴ちゃんの大好きなの恋バナであり追求であり尋問だ。



「ふふ、もう白状してもらうわよ?」



もう、敵わないなぁ。



どんなにマイペースでも、寝起きが悪くても、レッスンに対してあまりやる気がなくても



私に甘えるあの笑った顔が好き


真剣にライブをする時が好き


そう。ずっと好きなの。



『あの時から、ずっと。』



鳴ちゃんは首を傾げた。



「…あの時?」



私は目を閉じ鮮明に思い出す。思い出そうとする。



役立たずで何も出来ない無力で愚かな昔の私を



___あの、雨の日を





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捨てる神拾い拾う神を捨てよ→←泡と光は嘆く



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多趣味のM(プロフ) - え、続きはないんですか??めっちゃ気になります (2021年9月5日 11時) (レス) id: f8e0dd5819 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイスてぃー。 | 作成日時:2019年4月5日 21時

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