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6℃ ページ9

ぽろりと落ちそうになった指を悠仁がキャッチする

「これが、」


「ああ

特級呪物“両面宿儺”

その1部だ」


「りょうめ……?」


「言っても分かんねぇだろ

危ねぇからさっさと渡せ」


はいはいと伏黒の方で近づこうとした悠仁の頭上の天井がぐにぃと曲がる


危険を察知した玉犬が床に横たわる井口の服を引っ張り避難させる

流夏も玉犬が引っ張ったのでなんとか無事だった

悠仁は伏黒が突き飛ばしたことで怪我をせずにすんだが、伏黒は巨大な呪霊に鷲掴みにされていた


「っ、伏黒くん!


あれは、ラグビー場のヤバそうなやつ……!」


伏黒が「鵺」を召喚しようとするが、壁に投げつけられ、さらに呪霊が壁へと突撃

外へと放り出されてしまい、隣の棟の屋根に落ちる


伏黒がダメージを負ったことで玉犬も消えてしまった



ゴン!!


と飛び降りてきた悠仁が呪霊をぶん殴る


流夏はまだ4階の廊下にいた

流夏も別棟に移ろうとしたが、廊下の奥から準1級はありそうな呪霊が這い出てきた


「うっそ……」


(何あれ明らかにやばいじゃん!!)

と慌てつつも先輩たちを自分の後ろに庇う



すると突然、流夏は瞳に熱が集まるのを感じた


体が勝手に動くような感覚。

知らないはずなのに知っているような、そんな感覚に頭は何故か冷静だった


ゆっくりとしゃがみ、右手を床に滑らせる

その手を呪霊の方へ振り上げる


その瞬間


ぐ、ぎああああ!!?


と呪霊が悲鳴をあげる


呪霊を見ると、呪霊を炎が包み込んでいた


流夏は目を爛々と光らせながら呪霊を見つめている


その炎は物に燃え移るもことなく、消えることも無く、ただ呪霊のみを燃やしている



外から伏黒の声が聞こえる

「おい!なんだその炎!!」


「……えっ、な、なんかでた!!?


よくわかんないけど、なんかこう!って思ってやったら出来たよ!?」



「はぁ!?」


流夏が外を見ると、悠仁がポケットをごそごそと漁っていた


宿儺の指を取り出し

「俺に呪力があればいいんだろ」とそれを食べてしまった


「馬鹿!!

やめろ!!」


「ええ!?指食べちゃった!!」


マジでありえない、10年近く一緒にいたけど、どうやったらそんなの食べられるようになるの!?



--------キリトリ線--------
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いつの間にか1000ヒット言っててびっくりです

いやぁ、話題作はちがうなぁ……
さすが呪術廻戦

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かふぇもか(プロフ) - プスメラさん» プスメラさんコメントありがとうございます!オチをどちらかにするかは悩み中です、結構見切り発車で書いてるのでその流れで勝手にキャラが作者の意志関係なくくっつく可能性があるので絶対こっちとは言いきれません(°д°)ですがなるべく五条よりになるように頑張ります (2021年1月30日 19時) (レス) id: bd89c5c3ad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば五条悟オチにしたいです。お願いします (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - かふぇもかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かふぇもか | 作成日時:2020年11月21日 0時

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