5℃ ページ8
2人で階段を駆け上がると、
凄まじい悲鳴が聞こえてきた
「!
もう部室を出たのか!」
ちゅーる
ちゅーる
ちゅる
1本足で目が沢山の呪霊が目の前に立ち塞がる
伏黒は手をパンッと打ち、犬の影絵を作る
「邪魔だ
「玉犬」
喰っていいぞ」
伏黒の影から現れた2体の犬は一瞬で呪霊を吹き飛ばした。
「っ、数が多いなぁ……
あ!先輩!!」
先輩を見つけたが、佐々木先輩と井口先輩は大きな呪霊に捕まっていた
「クソッ」
先輩たちが呪霊に取り込まれそうになったその時……!
ガッシャァァァァァァァン!!と
窓から悠仁が飛び込んできた。
悠仁は先輩たちを掴み、呪霊から引き剥がした
しゅるるるるるる
い いまぁ
なんじぃい
「なんか、思ってたのと違うな!」
伏黒が腕を払うと、呪霊の頭部が半分消滅した。
そしてそれを玉犬が食べている
「ふぅ……
なんで来たと言いたいところだが、
良くやった」
「なんで偉そうなの」
「悠仁、ここ4階だよ?
どうやってきたの??」
「え?いや普通に……
あれ、あっちで呪いバクバク喰ってんのは?」
「俺の式神だ
見えてんだな
呪いってのは普通見えねぇんだよ
死に際とか、こういう特殊な場では別だがな」
「あー確かに」
俺今まで幽霊とか見たことないしな、と言いながら佐々木先輩を抱える。
「オマエ、怖くないんだな」
「いやまあ、怖かったんだけどさ
知ってた?
人ってマジで死ぬんだよ。」
「悠仁、やっぱり、おじいさん、しんじゃったの?」
悠仁は寂しそうに笑い、ああ。と返事をした
「だからさ、自分の知ってる人くらいは
正しく死んで欲しいって思うんだ。
……まあ、自分でもよく分からんけどな」
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かふぇもか(プロフ) - プスメラさん» プスメラさんコメントありがとうございます!オチをどちらかにするかは悩み中です、結構見切り発車で書いてるのでその流れで勝手にキャラが作者の意志関係なくくっつく可能性があるので絶対こっちとは言いきれません(°д°)ですがなるべく五条よりになるように頑張ります (2021年1月30日 19時) (レス) id: bd89c5c3ad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば五条悟オチにしたいです。お願いします (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - かふぇもかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かふぇもか | 作成日時:2020年11月21日 0時