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シンタロー「ったく。二日経たないと効果が切れないなんて地獄かよ」
二日______か
シンタローが鳥籠から私を見て言う。
大きくなったその顔はまるで巨人...だ
マリー「ごめんなさい」
シンタロー「ちっ」
マリー「ごめんなさい...」
モモ/A/キド/セト「マリー/マリーちゃんをいじ めないで/ッス」
4人からの総攻撃に堪えたか、シンタローは私のいる鳥籠を持って屋敷の中に入ろうとした。
何処に連れていくの?
A「シンタロー!!何処に連れていく気!?」
シンタロー「」
気付かれてない
声まで小さくなったことがどれだけ苦痛か
A「シンタロー!」
A「おーい!」
A「赤ジャージ」
A「引きニート」
A「くそニート」
返事はない
もうこうするしかないか
鳥籠の外側に足を掛ける。こう見えてアスレチックは得意だ
なんとかシンタローの指付近に到着し、手を伸ばす。
すると
シンタロー「うおっ何逃げようとしてんだっお前
あっ」
手が離され、下に落ちていく
まさか死ぬパターン...?
マリー「危ない!!」
episode.15 危ないアスレチック
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作者名:*藍夢ナズ* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920/
作成日時:2016年12月14日 23時