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マリーお屋敷なう!広いよ〜
セト良かったっすね!!
マリー
セトあれ?Aさんはまだっすか?
マリーそうみたいだねっ早く来てほしいな’-’*


セトに送って初めて気が付いた
マリー「あ。」

周りにはキド達がいる





マリー「ああああああっAっキド!私、、お家帰るね!!」

Aちゃん、まだ家だっ
私なんで忘れちゃったんだろう

AちゃんAちゃんAちゃん!!許して〜っ

カノ「あれぇ?ケーキ食べていないの?」
シンタロー「クリーム鼻についてる」

うるさい! 私は早く行かないといけないのっ




マリー「待ってて〜 私のあの本
読まないで〜っ」





シンタロー「クリーム鼻についたまま行きやがったぞ大丈夫か」
カノ「新しい少女漫画でありそうだよね」

シンタロー「...鼻についたまま戻ってこないだろうな」






Aside




更に悩んでた。

目覚まし時計を鳴らすには、あの絶壁を越えないといけない。
ジャンプすれば確実に怪我する

どっちにしろ、あの絶壁を下りないといけないらしい。
投げられそうな重いものないのか

探したけどなかった。
__ベッドの上だもんな



白砂漠じゃなくてシーツを引っ張れば
少しは軽減できるんだけど

A「重たいッ」

ただの布だけど、この質量だ
まあ枕とかけ布団があるから仕方ないのか...


A「あぁっ早くしてよシンタロー!」

シンタローの名前を何度も呼ぶ。
名前を呼べば助けてくれる訳じゃないのに
情けないよね、こんな自分。


そっと立ち上がった。

投げられる物はない、スマホはアジトの机にある、命綱になるようなものは__



________




A「あっ」

ベッド上部にある木の辺りを見た
しき布団の端にあるヒモを使えば
下まで届くかもしれない。


さらに気が付いた。シーツの四隅にはベッドとシーツを繋ぐ布の取っ手がある

あれを組み合わせれば、もしかしたら



...でもそんなやり方で怪我しないのかな
もうちょっと簡単な方法がある筈

その時 ふわふわのクッションが目に入った
あれの近くに落ちれば多分...

まて

シーツでもこの固さ(白砂漠)
迂闊に飛び降りたら怪我するかも

A「助けてマリーちゃん!!」


助け、来ず。
自分でどうにかするしかなかった。


仕方ない...ちょっと計算させろ



episode.9 難航

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作者名:*藍夢ナズ* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920/  
作成日時:2016年12月14日 23時

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