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不破様の距離の近さに参っていると
グイッと後ろに腕を引かれた
『わっ…………』
剣「不破くん、遊んでる場合じゃないですよ
迎えの車が来ているそうなんで、早く帰りますよ」
不「ちぇ………は〜い」
どうやら私の腕を引いたのは
いつのまにか通話を終えた剣持様だった
剣「ほら、行きますよ」
そしてそのまま、剣持様は私の腕を引いて
迎えの車の元まで歩いていった
＊＊＊＊＊＊＊
迎えの車に乗り、
窓から城周りの景色を見てみると
それはそれは凄惨なものだった
血の池の上に倒れる大勢の兵士達
ボロボロになり今にも崩れ落ちそうな城
炎が燃え上がる街
まるで地獄のようだった
じっとその景色を見つめる私を見て
剣持様が声をかける
剣「………何か、心残りでも？」
その言葉に私は首を横に振る
『いえ、全く。自分が生まれ育ったスラムの人々は
戦争前に全員避難させております、心残りなど一切ありません』
剣「成程、何故かスラムだけに人が全く居なかったのは
そういうことだったんですね」
一応育てて貰った感謝はある
向こうも何処の子なのか分からない私を
愛情いっぱいに育ててくれた
久々に会ったら私を育ててくれた老人は
成長した私を見て涙ぐんでいた
NJSJ国に入ってもしも抜け出せたら
また顔を見せに行きたいなぁ
そんなことを考えながらボーっとしていると
不破様が私の隣に来て、距離を詰めてきた
不「なあなあ、Aちゃん。明那があげたチョーカー、
持っててくれてありがとうな、それのおかげでAちゃんの
居場所がわかったんよ」
『……………あ！』
私は胸ポケットから
明那様から貰ったチョーカーを取り出す
成程、これがGPSの代わりになってたってことか
明那様たちはそんなに働き手が欲しかったのか？
『これが…………か…』
救ってくれるって言ってたけど
チョーカーがまさかこんな形で救われるとは、思いもしなかった
不「明那から情報が入ってきたと思ったら
全部Aちゃんの話ししかしないからさ、
どんな子かめっちゃ気になってたんよねぇ〜
そんで、会ってみたらさ…………」
不破様はそう言いながら
もっと私と距離を詰めて耳元で囁いた
不「こぉんな綺麗な子だったなんてね」
近いです、とても
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あ - これパクリ作品ではないでしょうか…。以前読んだ、他界隈の作者様の作品と似ている気がするのですが……。パクリでは無いのか確認をお願い致します。もし、パクリをしたというのなら、早急に作品を消すなどの対処を行ってください。 (2023年3月24日 9時) (
レス) @page3 id: ceed927724 (このIDを非表示/違反報告)
みみす - 上の表記にはパクリなどでは無いと書かれていましても本当かは分かりませんので確認お願いします。 (2023年2月15日 18時) (レス) id: bb54137fa7 (このIDを非表示/違反報告)
みみす - あの、すみませんある方が書かれた小説を2j3jバージョンにしたようにしか見えないんですが (2023年2月15日 18時) (レス) id: bb54137fa7 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - 伊織さん» コメントありがとうございます！！確かにエリスもいいですよねえ〜！ (2022年10月31日 23時) (レス) id: 51dd06a79f (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 元々名前の設定がエリスだったのでびっくりしました！！それにしても可愛いですよねエリスって名前 (2022年10月31日 20時) (レス) @page1 id: f7b48c76f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ x他1人 | 作成日時：2022年9月13日 0時
