→ ページ13
＊＊＊＊＊＊
総統は血を噴き出しながら
ドシャッと倒れ、動かなくなった
………さぁ、仕事はこれで終わった
私は剣持様に向き直り、両手を挙げる
『どうぞ、煮るなり焼くなり好きにして下さい』
もう、自分ごときの力では勝てない事が目に見えて分かっている
無駄な抵抗はしないほうがいい
殺すなら一思いにやってくれ
しかし、私が思っていたのとは違う返事が返ってきた
剣「いえいえ、貴方は僕たちの国に行くんですよ、今から」
『………………は？』
いやいやいやいや
ちょっと待て？
今なんて言った？
僕たちの国………つまりNJSJ国に連れて行くって事だよな？
敵国の幹部を？
あ、なるほど、連れて帰って馬車馬のように働かせるってわけか
その理由なら一理ある
それに断ったら命が無いかもしれない
いや、実際に断らせない圧がある
最初から断らせる気など無いに等しい
『……………畏まりました、なんでもお受けしたします』
私の返事を聞いた剣持様は
満足そうに微笑んでインカムで誰かに報告を始めた
剣「こちら剣持、今しがたこっちの秘書さんの勧誘に成功しました、
………はぁ？ナンパじゃないです、まず総統の意見押し切って
連れて来いって言ったのは貴方でしょ？」
何かキレていらっしゃる………
とりあえず両手を下ろして、
通話が終わるのを大人しく待っていると
後ろから先程部屋で私に声をかけた人物が走ってきた
？「はぁ…はぁ……やっと追いついた……」
『あ、先程の………』
走ってきた人物は
息を整えて私の目の前に来て
パッと笑顔になった
不「さっきは驚かせてごめんな！俺は不破湊っていうんよ！
よろしく！Aちゃん！」
『え、は、はい………』
何故敵国の幹部にここまで親しく話せるんだ？
敵国ぞ？ここ
普通は用は無いからすぐに殺すんじゃないのか？
NJSJ国方式だと違うのか？
不破様は私が戸惑っていても
お構いなしにペラペラと話す
不「いや〜、初めは俺、勧誘に反対してたんやけど
入ってくれるのがこんな美人な子だなら大歓迎や〜」
『え、えぇ〜…………』
話の繋がりが全然分からない
しかも、話し方がチャラい
顔が良いからまるでホストみたいな人だな
不「なぁなぁ、俺のことは湊くんで良いからね？」
距離が近いです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 890人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - これパクリ作品ではないでしょうか…。以前読んだ、他界隈の作者様の作品と似ている気がするのですが……。パクリでは無いのか確認をお願い致します。もし、パクリをしたというのなら、早急に作品を消すなどの対処を行ってください。 (2023年3月24日 9時) (
レス) @page3 id: ceed927724 (このIDを非表示/違反報告)
みみす - 上の表記にはパクリなどでは無いと書かれていましても本当かは分かりませんので確認お願いします。 (2023年2月15日 18時) (レス) id: bb54137fa7 (このIDを非表示/違反報告)
みみす - あの、すみませんある方が書かれた小説を2j3jバージョンにしたようにしか見えないんですが (2023年2月15日 18時) (レス) id: bb54137fa7 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - 伊織さん» コメントありがとうございます！！確かにエリスもいいですよねえ〜！ (2022年10月31日 23時) (レス) id: 51dd06a79f (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 元々名前の設定がエリスだったのでびっくりしました！！それにしても可愛いですよねエリスって名前 (2022年10月31日 20時) (レス) @page1 id: f7b48c76f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ビビ x他1人 | 作成日時：2022年9月13日 0時
