どうも、戦勝品です【2j3j】

幹部を視察 ページ38

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翌日、早朝




今までの癖で早く起きてしまった私は
暇なので城内を散歩していた





『やっぱりA国とは違って何もかもが桁違いだな』








しっかりと整備された訓練場
緑豊かな中庭や朝早くからメイド達によって
綺麗に掃除された各部屋




城内で軍の強さがわかるとはこのことだ






ひと通り城内を見て回り、
最後に私は射撃場を訪れた




静かな射撃場に真新しく設置された的の下には、
物凄い量の撃たれた跡があるボロボロの的が落ちていた





『流石、実力主義……』







努力の量が違う……



これは私も負けていられない











私は懐のハンドガンを取り出し、
真新しい的に向けて発砲した




十発ほど打ち終わると
的の中心には打った跡がついていた

まだ射撃能力は落ちていないようで安心した






………もう少し練習しよ






弾を重鎮し、集中して更に打ち続けていた私は
背後から来る人物に気が付かなかった



















不「……………………わっ！！！」




『だぁ！！？！？……………………不破様？』





不「にゃはは、びっくりした？」




『…………とても』










びっっっっっっっっくりした！！



心臓止まるかと思った！！

驚きすぎて変な所に撃っちゃったし………







驚いて心臓を落ち着かせている私を
不破様はニコニコしながら見ていた



少し落ち着いた所で、
不破様が何故此処に来たのか理由を訪ねた





『…………あの不破様、何か用事で？』




不「ん〜ん、特には無いかなぁ〜」




『………そうですか』








何もないんですね、はい


やっぱり不破様は初めて会ったときから
ずっと分からない




不思議な人なのか、何も考えていないのか………






…………………でも、どっかで見たことあるような……？










思い出そうとする私を見た不破様は
そうや！と思い付いたように手を叩いた



そして、不破様の口からでた言葉は
私にとっては衝撃的なことだった



















不「Aちゃんってさ、A国に居る時ハニトラしてたやろ？」









『………………え？』

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