→ ページ39
＊＊＊＊＊＊
私は不破様から言われたことに
動揺を隠せなかった
不「実は昔な、俺の部下がさA国のスパイに
ハニトラされてるとこ見ちゃってさ、
暗くて顔までは見えなかったけど、
調べたらA国の女幹部って事が分かってな』
『…………あ、え、じゃあ、あの時の人って……』
不「うん、俺」
『うそ……………』
不破様の言葉に、
私は顔から血の気が引いていく感覚がした
不破様の言う通り私はA国に居る時、
総統からハニトラを命じられたことがある
しかし一度だけ
ハニトラなんて経験もなければ
やり方なんてわからなかったあの時の私は
目的の兵士をとりあえず押し倒した時に
部屋の扉が開き、誰かに見られてしまったので、
すぐに顔を隠して窓から逃げた記憶がある
そして、私がA国にハニトラを仕掛けた情報は
とっくの昔に消したはずなのに……
NJSJ国からしたら、
簡単に抜き取れる情報だったってことか
だから、あの時危険信号が働いたのか……
あの時顔が見えなかったとは言え、
私は雰囲気で覚えていたようだ
不「正直、初めてAちゃんを見た時、
あの時の子だってすぐに分かったんよ。
幹部になるって話も反対やったし』
『……………！』
不「んでも、試しに近づいてアクション起こしたら
普通に初心な反応してたし、可愛かったし、
ハニトラなんか出来ない子だって察したよね』
『んえ？』
不「仕事も出来る子やし、真面目やし、
一生懸命な子やなぁって』
『え、あ、は、はい』
え？え？
どゆこと？
初めは反対されてて、それで実際会ってみたら認められて、
な、何か褒められて………？
色々と混乱している私に
不破様はふわふわと笑いながら近づいて来た
不「にゃはは、顔赤いねぇ。褒められ慣れてないん？」
そう言いながら不破様は
私の頬をすりっと撫でた
慣れていない何だか甘い空気に
私は身体が硬直し動けなかった
『ふ、ふわ……不破様…………！』
不「……………んはは、限界みたいやね」
私の反応に満足したのか、
不破様は変わらずふわふわと笑いながら
私から少し離れた
不破様が離れたことにより、
私は身体から力を抜く
や、やっぱり不破様は分からない………
不破様はまた思い出したかのように言った
不「なぁなぁ！俺も呼び方変えてや！」
『……………え？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 891人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - これパクリ作品ではないでしょうか…。以前読んだ、他界隈の作者様の作品と似ている気がするのですが……。パクリでは無いのか確認をお願い致します。もし、パクリをしたというのなら、早急に作品を消すなどの対処を行ってください。 (2023年3月24日 9時) (
レス) @page3 id: ceed927724 (このIDを非表示/違反報告)
みみす - 上の表記にはパクリなどでは無いと書かれていましても本当かは分かりませんので確認お願いします。 (2023年2月15日 18時) (レス) id: bb54137fa7 (このIDを非表示/違反報告)
みみす - あの、すみませんある方が書かれた小説を2j3jバージョンにしたようにしか見えないんですが (2023年2月15日 18時) (レス) id: bb54137fa7 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - 伊織さん» コメントありがとうございます！！確かにエリスもいいですよねえ〜！ (2022年10月31日 23時) (レス) id: 51dd06a79f (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 元々名前の設定がエリスだったのでびっくりしました！！それにしても可愛いですよねエリスって名前 (2022年10月31日 20時) (レス) @page1 id: f7b48c76f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ビビ x他1人 | 作成日時：2022年9月13日 0時
