【銀魂】 好きって気持ちは誤魔化せない

♯２５　夏祭り７ ページ30

あ「・・・先生？」


周りは自分のことに夢中で、私たちには気づいてなかった


銀「！！悪いっ！！」


先生に勢いよく離される


さっきみたいに心臓がうるさい

顔が・・・熱い


あ「ぁ・・・だ、大丈夫です・・・。」


先生の顔が見れない

何だろ、これ・・・


そんなこんなで、いろんなことがあった夏祭りは幕を閉じた

・・・・・・・・・・が


あ「・・・・・。」

銀「・・・・・。」

総「・・・・・。」


帰り道、何故かこの３人

さっきから重い空気が漂ってます

沖田君は家が隣だけど、先生も近くだなんて・・・


総「あ。」


ケータイを弄りながら沖田君が口を開いた


総「そういえば花火大会のとき、旦那、Aのこと抱きしめてやしたよね？」


・・・イマナンテイッタ？


あ「・・・・・・・え？」

銀「み、見てたのか・・・？」

総「たまたま見えただけですけどねィ。」


私と先生の顔が一気に赤くなった

沖田君がケータイを閉じ、私たちの方に顔を向ける


総「で、旦那は好きなんですかィ？Aのこと。」


真剣な表情をした沖田君が足を止め、先生の方を見た

私たちもそれに続いて足を止める

少しの沈黙があった後、


銀「バ、バカヤロー。きょ、教師が生徒に恋愛感情抱くなんて・・・。」


その言葉を聞いた瞬間、急に胸の奥が苦しくなった


総「教師と生徒でも、好きって気持ちは誤魔化せやせんよ？」

銀「そうかもしれねェが、お、俺は・・・・。」


何故か、そのさきの言葉を聞くのが怖かった

聞きたくなかった

だから・・・


あ「あ、そう言えば、お兄ちゃんに買い物頼まれてたんだった！じゃあね！」

総「A！？」


だから、逃げ出したんだ

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