8話?)八つ子、無料温泉旅行に行く?(バラバラ探索中) ページ9
おそ松)おぉ、割と広いなぁ
渡された簡易的に書かれた地図を開くおそ松。
着いてくるのはカラ松、十四松、トド松の三人だ。
待機組(チョロ松、黒松)と温泉組(一松、菊)とは既に別れて行動している。
おそ松)まずどこから行きたい?
カラ松)俺は何処からでも、温泉地を見に行けるなら。brotherに合わせるぜ?
トド松)イタイねー、僕はお店の方に行きたい、雑貨とか可愛いの売ってそうだったし!
十四松)お土産!お土産見たい!!
トド松)いや、お土産は最後でも見れると思うよ?十四松兄さん?
おそ松)じゃあ商店街っぽいところから行ってみるか?
カラ松)そうだな
行くところが決まり、地図を頼りに歩いていく。
簡易的に書かれた地図にしてはやけに詳しく書いてある。これなら道に迷わないなと思いつつ、小さな商店街の様に店が並ぶ所に来る。
日暮れ、既に日は傾き始め、並ぶ街頭に明かりが灯り始めた。
おそ松)懐かしいなぁー、小さい頃良く食べた駄菓子とか売ってんのな
十四松)おそ松兄さん!おそ松兄さん!
おそ松)ん?どうした?
十四松)向こうで何かやってるよ!
十四松に着いていくと、紙芝居をやっていた。
まだ始まる前なのか、水飴を売っているようだ。
十四松)水飴食べていいかな?
おそ松)水飴ぐらいならいいんじゃないか?黒松も、少しならいいっつってたからな
十四松)やったー!おじさん!水飴二つ頂戴!
紙芝居屋)おや、この辺では見ない顔だねぇ
おそ松)はい、旅行でちょっと
紙芝居屋)いいねぇ、若いもんは旅をした方がええ!ほれ、水飴じゃ、二本二百円
二人)安!
笑いながら紙芝居屋の白髭を蓄えたお爺さんは二人に水飴を渡す。
紙芝居屋)さてと、そろそろ始めるかな
おそ松と十四松の他にも、外国人客や、近所の子達だろう、小さな子供たちもいる。
自転車の後に括りつけられた木の箱の上で小さな舞台が始まる。
物語はおそ松も十四松も知らない話だった。
けれども、どこかで聞いたことがあるような、そんなありがちな話だった。
紙芝居屋)今日の紙芝居はおしまいじゃ
最後にそう言い、紙芝居が終わる。
おそ松)へー、聞いたことねー話だったぜ
カラ松)こんな所で何してるんだ?brother
十四松)あれ?トド松は?
カラ松)十四松と一緒じゃなかったのか?
おそ松)てっきり俺はお前といるんだと…
三人)……トド松〜?!
9話?)八つ子、無料温泉旅行に行く?(時間を戻して待機組と温泉組)→←7話?)八つ子、無料温泉旅行に行く?(到着)
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レメリー - だるまさんがころんだの歌詞入ってませんか? (2016年9月4日 23時) (レス) id: 2dcaedb540 (このIDを非表示/違反報告)
三色団子(わらび餅風)(プロフ) - 一松さん» 初コメありがとうございます!ホントですか?!ありがとうございます! (2016年4月4日 1時) (レス) id: 695e3d165e (このIDを非表示/違反報告)
一松 - いいねぇ~(^Δ^) (2016年4月3日 23時) (レス) id: d1c6f87112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三色団子(わらび餅風) | 作者ホームページ:
作成日時:2016年2月23日 0時