私を見てくれ 鯉登 ページ5
私は月島さんのことが好きだ。なんでも真面目に取り組む姿が私の心を動かした。真面目とは少し違うと言う噂を聞いたことがあるがどうでもよかった。
『おいA！！』
あぁ、月島さん関係で最近知った鯉登さん。彼はよく傍にいることが多い。それも私が女だから心配なんだとか。
「何でしょうか鯉登さん！」
私は振り向いて彼の方を見る。すると鯉登さんの顔が歪んでいたことが分かった。え、なんでだろう。
『もう少し私の方へ来ないか！何かあってからはどうしようもないだろう！！』
そう言って肩を寄せられる。その手は微かに私の肩に食いこんでいった。痛いな。
「鯉登さん…？」
『Aが見ちょらんのが悪か』
「え…？何を…？」
私は困惑した。しっかり者の彼がこんな小さな声で何か訴えている。私のイメージはゆっくり崩れていく。
『A、ここを見てみろ』
言われたまま開けられたドアの先を見る。そこには大量の、人達。勿論皆もう…。
「鯉登さん…？？」
『…こうでもせんな見てくれんじゃろう』
何処か暗い顔をして唇を噛み締めていた。あれ、私のせいでこうなったんだっけ。いや、でも私は何も…
「全部、鯉登さんが、？」
『言わなくても分かってくれ、全部お前のためだ…』
不安に染まる顔を私は惨めに思えてきて2人1緒に抱き合った。―静かな部屋に時計の秒針の音が響く。
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よいよいの宵さん(プロフ) - ありがとうございます！最高です！ (10月5日 19時) (
レス) id: ab89395776 (このIDを非表示/違反報告)
あきみ(プロフ) - よいよいの宵さんさん» まずは遅くなってすみません！リクエスト回収致しました！良ければこれからもよろしくお願いします😊💕 (9月30日 22時) (レス) id: ac55f3f974 (このIDを非表示/違反報告)
よいよいの宵さん(プロフ) - 白石くんのやつもっと欲しいです！ (7月30日 14時) (レス) @page7 id: ab89395776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきみ | 作成日時：2023年6月25日 21時
