197話 ページ27
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『やくしょう………えんり……？』
轟「？……知り合いか？」
『………なんで……？敵に……』
花「Aちゃん！忘れ物！」
……そんな悠來の声も聞こえない程
私は名札を凝視し呆然としていた
花「本！ベットに置きっぱなしだったよ……どしたの？」
『この、薬将縁利って…』
花「え…？あ、…もしかして、
Aちゃんメディスンのファンだったり？」
『メディスン…？』
花「あ、なんだ違うの
メディスンっていう名前のプロヒーローがいるんだけど
その人の本名なの、薬将縁利っていう人」
知ってる。…そんな言葉を飲み込み
震えそうな声をなんとか抑えゆっくりと口を開いた
『…薬将…さんは…亡くなったって…』
花「あぁ…、……本当はこういうの
ペラペラ喋っちゃダメなんだけどね…
薬将さんは敵に不意打ちで襲われて、即死。
…だと世間には思われてたんだけど
…プロヒーローがそう簡単にやられる訳ないよね
現代のヒーローの生命力半端ないもん
そうまるでゴキブ…まぁ、この話は置いといて
…私もこれが本当かは知らないんだけど
敵に襲われた薬将さんは不意打ちにも臆せず敵を倒したんだけど…
その敵の持ってたものが問題だったの
…心臓が一定時間停止する薬を打たれたんだって」
『…………。』
何も…言えなかった
…頭が痛い。視界が少し歪んだ気がした
花「それでね…打たれた事に気付いた時には
もう薬将さんの心臓は…止まったの。
病院に運ばれた時にはもう既に即死扱い、
それは仕方ないといえば仕方ないけどね…
一定時間っていっても…普通の人間なら暫く
心臓活動停止なんてされたら死ぬし。
…でも、いざ火葬する…って話になった時に、
何故かいきなり心臓が動いたの。…理由は未だ不明だけどね
心臓は動いたけど、何年か植物状態が続いて…
でも今は目覚めてるよ。意思疎通もしっかりできる」
轟「……A」
私は俯き、思考を巡らせた
…父さんが、生きてた…？
なら……あの時私が言っていた" 当事者 "は…
……父さんに会ってみたい……
でも、父さん本人は…私と顔を合わせたくないかも……
轟「…すみません。今日はもう帰ります」
花「ん、こっちも余計な事喋っちゃってごめんね！
はいこれ」
轟「ありがとうございました」
『ぁ……』
轟は呆然としている私の手を引き
病院内を抜け、外へ出た
轟「A」
『……大丈夫。』
轟「…そうか」
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カフェオレ。(プロフ) - ユメコイさん» っおおおお！！（うるさい）お待たせしました！！第5章、ただいま公開いたしましたので、見ていただけると嬉しいです！長らく返信できずにすみませんでした(´；ω；｀) (2019年8月21日 9時) (
レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 夏梨さん» 返信遅れてしまい申し訳ございません……！！お待たせしました…！第5章公開いたしましたので、拝見していただけるとむせび泣いて喜びます！！コメントありがとうございました！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメコイ(プロフ) - 5章、楽しみにしてます！ご自分のタイミングで頑張って下さい！ (2019年7月15日 15時) (レス) id: bd93b7215e (このIDを非表示/違反報告)
夏梨 - 5章楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年4月1日 12時) (レス) id: f48b2c45f5 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - ミルミラさん» すみません、5章のパスワードを解除する日は未定です…イマイチ書き直す気になれないのと若干の手直し中なので… (2018年8月27日 0時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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