17話 ページ21
太宰side
江「裏社会の人間とか？」
『は？』
帰ってきた乱歩さんがその発言をすると探偵社の中の空気が変わった。
Aちゃんから出るオーラに押されて今にも窓ガラスが割れてしまいそうなほどの雰囲気。
江「なんか初めて君に会った時凄い変わってたし。なんか黒いオーラ纏ってる感じ。」
そんな空気を打ち壊すように乱歩さんが続けて軽い口調で理由を言う。
『…。』
明らかにAちゃんの雰囲気が変わった。
『正解です。あの仕事についてもいいですか？』
太「あぁ。いいよ。引き止めてしまって悪かったね。」
『いえ。』
これで辻褄があう。
前に一緒に仕事をした時の雰囲気、そしてあの口調と慣れている感じ。
太「やっぱりね」
私は静かに呟いた。
貴方side
ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
私は無言でパソコンに文字を打ち込んでいく。
まさか当てられるとは思わなかった。あそこで江戸川さんが帰ってくるのは想定外。
江戸川さんがいないから良いと言ったのに。
『はぁ…』
江「そんなに当てられるのが嫌ならやらなかったら良かったのに。」
『へ？』
突然後ろから話しかけられて変な声を出してしまった。
江「だーかーらー当てられるのが嫌ならやらなかったら良かったのにって言ってるの！」
『貴女が帰ってくるのは想定外でしたから。』
江「ふーん。当てられない自信あったんだ。」
『はい。正直当てられてもはぐらかす予定でしたしね。』
私は文字を打ち込みながら答える。
江「あの雰囲気でどうはぐらかすのさ。」
『あれは突然来た江戸川さんに当てられたことに驚いて出ただけです。』
江「本当に？」
『はい。あと、私仕事に集中したいので。お話なら他の方に頼んでください。』
江戸川さんにそう言って私はもう一度仕事に集中しだす。
ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
探偵社side
敦「凄いオーラというかなんというか…島崎さん怒ってるのかな…」
探偵社のメンバーは1階の喫茶処に集まっていた。
国木田以外は
太「国木田くんはまた仕事？そろそろロボットにでもなっちゃいそう」
瑠「確かに少し心配ですね」
与「仕事と言えば島崎も凄い剣幕でやってるねぇ」
谷「凄いですよね。でも裏社会の人だったのは驚きです。」
敦と鏡花がうんうんと首を振る
瑠「たまに怖いのはあっけど…びっくりしちゃった…」
太「そう？別に意外性はないと思うけど。調べても何も出てこないし。」
その言葉に探偵社員は納得した。
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中二病メープル - 続きがめっちゃ気になる！頑張ってください!!! (12月3日 10時) (
レス) @page25 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
だちゃ(プロフ) - あおちゃんさん» 今作成中でそろそろ公開しますー！コメントありがとうございます！ (2022年3月4日 22時) (レス) id: 6cadebb838 (このIDを非表示/違反報告)
あおちゃん - 病み感めっちゃ好きなんです！！更新待ってます！！頑張ってください！ (2022年3月4日 17時) (レス) @page21 id: 04cb6cf63f (このIDを非表示/違反報告)
だちゃ(プロフ) - ムーくんさん» ありがとうございますー！！更新頑張ります！ (2022年2月5日 10時) (レス) id: 6cadebb838 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - すごくこう言う作品好きです！これからも更新頑張ってください！いつまでも応援しています！ (2022年2月5日 0時) (レス) @page21 id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だるち | 作成日時：2022年1月4日 23時
