桜の降り注ぐ教室で【ないこ】 (ページ10)

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10,夜ページ10

__貴方Side__

「ふぁ〜、、、」

色々あった一日の疲れを流し落とすようにシャワーを浴びて、ゆったりと湯船に浸かる。

「最後の青春生活、楽しくなりそうだな〜…」

お風呂から出てから髪を乾かし、ソファーでのんびりしていると、スマホから聞き慣れた電子音。

「ライン、？」

画面を操作して連絡アプリを開くと、ないくんから2件。そして、《音城学園・生徒会》というグループライン。

ないこお疲れさま!
風邪引いてない〜?

ないこ生徒会のグループも作ったから、よければ入ってほしい!

とのこと。傘、貸してくれたのに風邪の心配してくれる性格はほんとに優しすぎる。

A大丈夫だよ。傘、ありがと
ね!グループも分かった、入ります(^^)

連絡を返して、グループの方も挨拶しておく。

すると、

悠佑あ、A〜、個人繋いでええ?

という返信。もちろん話もしたかったし、繋いでおいたほうが役立つと思ったから了承すると、他のみんなも話に乗って、最終的に生徒会全メンバーと個人の連絡が取れるように。

それから少しだけ話をして、おやすみといい、寝る準備をする。

まずは来週の集会！
　頑張らないとな〜、、！！

そんなことを考えてるうちに、いつの間にか睡魔が襲い、意識は遠のいていった。