6,会議〜自己紹介〜 ページ6
__貴方Side__
「じゃあ夜月さんははじめましてだから、自己紹介からしよっか」
「あ、はい。」
「じゃあ俺から!新・音城学園生徒会長、3年A組桜瀬ないこです!」
ないこくん、新生徒会長だったんだ、、。
確かにしっかりしてるし合う気がする(笑)
流れで他のメンバーが自己紹介をしてくれる。
「書紀、3年B組の黒崎悠佑でーす!よろしくなぁ〜!」
「3年B組、会計の青井いふでぇーす。ちなみに数学より英語がとくいっ!よろしくぅ〜」
「2年B組で行事担当、紫宮初兎。よろしくねー、せんぱぁい♪」
「しょーちゃんと同じクラスで広報担当、空垣いむでーす!ちなみに特別器用な訳ではありません!」
「1年A組、放送担当、赤坂りうらですっ!放送はやってみたかっただけで引き受けたけど、頑張りまぁーす(笑)」
と、それぞれ個性豊かな自己紹介を聞いたあと、
「音城学園、新・生徒副会長、3年A組 夜月Aです。はじめましてですが、皆さんのこと、覚えられるように頑張ります(笑)よろしくおねがいしますね!」
できるだけ固くならないように自身の自己紹介を終え、ないこくんの方に少しだけ目配せする。
「あ、おっけー!じゃあ____
まず呼び方、決めない?」
そんなないこくんの言葉に皆が頷いた。
もちろん私も。
だって、これから一年間学園を引っ張っていくメンバーだから、関係は良くしていかないとと思ったからだ。
単にこの個性豊かなメンバーと仲良くもなりたかったからっていうのもあるけどね(笑)
そういうことで、
ないくん、いふくん、悠くん、初兎くん、いむくん、りうらくん、と呼ぶことになった。
そして同い年の三人はA、年下の三人はAちゃん、と呼んでくれることに。
新学期で綺麗に掃除された生徒会室に差し込む夕日は、昨日と同じくらい明るくて、オレンジに染まっていた。
でも心做しか、そんな夕日は昨日より更に眩しく感じたんだ。
私の心の中を空に映し出すかのように___。
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作者名:桜 紅羽 | 作成日時:2022年10月2日 21時