きゅうわ…えっと。 ページ10
そ「とりあえず、君のお連れさん…俺の相方と居るみたいだから…」
そう言って携帯を仕舞う、そらるさん。
あの後、驚きながらも彼はそらるじゃないと否定しつつ、僕を近くの人が少ない場所に座らせてくれた。
でも声とかそらるさんなんだよなぁ。
…吐き気は少し落ち着いたみたい…。
そ「それより、何か水とか居る?買ってくるけど…」
そう言う彼に僕は慌てて、首を振った。
知らない赤の他人に貸しを作る気は無い。
そ「んじゃあ、多分ここで待っていたら来るから」
そうして、暫く待つ。
やっぱり有栖と離れるなら、引き篭っていた方が良かった。
ぼんやりと考えていると、人混みから心配そうにこちらに来る有栖が見えた。
『有栖!』
有栖「明華…」
とりあえず、有栖の傍に行き後ろに隠れる。
有栖は少し息切れしながらも僕を庇ってくれた。
有栖「えっ…と、あり…がとう…ござい……ました」
カミカミになりながらも有栖はお礼を言って頭を下げた。
有栖「明華も言いな」
『ありがとう……ございます……』
ペコッと僕もお辞儀して、お礼を言った。
66人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚香(プロフ) - haru☆さん» 分かります!ツインテ女子可愛いっ!!!←←← (2020年6月29日 19時) (レス) id: 681d023963 (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - わあい新作だ!……どうでもいいけど、ツインテ女子って萌えますよね(( 更新楽しみにしてます! (2020年6月29日 19時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ