29:もうっ……… ページ32
＿＿＿＿何度止めてもあんずは諦めてくれない
もうどうすればいいのかわかんなくて
何も凛月の役に立ててなくて
どんなに凛月に守られてても
凛月がつらいだけってわかってるのに＿＿＿＿
一人、屋上で泣いていた＿＿＿＿
情けないと思いながら＿＿＿＿
『っ……ﾋｯｸ、なんで……ｸﾞｽﾞｯ……ほんと……ｸﾞｽﾞｯ、役立たず……ﾋｯｸ……』
こんなんじゃ凛月の隣にいる資格ないよね……
『ﾋｯｸ、ｸﾞｽﾞｯ……っ……ううっ……』
あんず｢あっれぇ？どうしたのぉ？w｣
うわ、最悪だ
まさかあんずが来るなんて……
『ｸﾞｽﾞｯ、な、なんでもないよ
ちょっと考え事』
あーダメだ、また溢れてくる
あんず｢あれ？泣いてるように聞こえたんだけどなぁ〜？w｣
や、やっぱバレるか……
『っ………』
あんず｢悔しいの？自分が惜しいの？
私は役に立ってないって嘆いたって無駄よ｣
『わかってる……ｸﾞｽﾞｯ』
あんず｢だからあんたと凛月は釣り合わないって言ったの｣
『ﾋｯｸﾋｯｸ……ｸﾞｽﾞｯ、わかってる……』
あんず｢そんな自分が嫌なの？
なら、ここから飛び降りれば？
きっと楽になるわよ？｣
『っ…………』
何も言えなかった
怖くて
けど本当で
私は生きてる意味あるのかって
あんずの言ってることは正しくて
あんず｢ふふ、さぁ、どうする？｣
『…………どうしようね……ｸﾞｽﾞｯ』
柵に手をかけたとき
誰かが叫んだ
凛月｢なにやってんの？！｣
そして走ってこっちに来て止めてくれた
『凛月っ………ｸﾞｽﾞｯ、ﾋｯｸﾋｯｸ』
凛月｢Aになに吹き込んだのか知らないけど、
もう二度とこんなことしないで。
俺はAに本気なの。
お願いだからこれ以上もう＿＿＿＿
俺の大切な人を失いたくないんだっ＿＿＿＿｣
あんずにそう言って
私たちは去った
あんず｢……ただのお遊びじゃない……｣
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猫愛りあ - この世界のあんずちゃんぶっ飛ばしていいですか？（ダメですよ？） (2月13日 0時) (
レス) @page34 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - 気に入ってもらえて良かったです！応援ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月15日 2時) (レス) id: c99a6019ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - いえいえ。私事ではありますが、この小説が好きすぎて毎日更新されてるかなと思いちらちら覗きに来たりしてます。笑頑張ってくださいね。応援してます。 (2019年1月15日 2時) (レス) id: 880ebce0fc (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ゆなさんコメントありがとうございます！めっちゃ嬉しいです(´；ω；｀)突然完結にしてしまい申し訳ございませんでした(´TωT｀) (2019年1月14日 2時) (レス) id: c99a6019ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - この小説好きです。瀬名泉の小説の方も読んでました。でも私はこの作品が大好きです。 (2019年1月13日 1時) (レス) id: 880ebce0fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーやちゃん | 作成日時：2018年10月14日 10時
