＿＿＿俺が守る。【朔間凛月】

17:いい加減にしてby凛月 ページ19

凛月目線




＿＿＿＿今日こそはあんずに言う

Aをいじめてたこと

ガツンと言ってやる。









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凛月｢ねぇあんず｣

あんず｢なーに？｣

凛月｢今日の放課後話があるんだけど
下駄箱で待っててくれる？｣

あんず｢いいよ〜♪｣

よし









あんず目線

え、まさか放課後告白されるとか？！？！

やばい、嬉しすぎる！！！

あー楽しみすぎるぅ〜！









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放課後

凛月目線



凛月｢………こっち｣

あんず｢はーい♪｣

なんか楽しそうだけど

告白じゃないから。









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凛月｢あのさ

Aをいじめないでくれない？｣




あんず目線



意味がわかんない

告白されると思ったのに

そんなこと？

あんず｢え？してないよー？｣

通常運転でいこう

凛月｢みんな知ってるよ？｣

あんず｢違うって！

Aが私の指示に従ってるだけだから……｣

凛月｢へぇ？

Aはあんずの指示に従わなきゃって
怯えてたけど？｣

は？凛月くんに言ったの？

後でお仕置きしよう

あんず｢え？違うよー！！｣

凛月｢いい加減にしてくんない？｣

あんず｢っ………｣

うっ………このままだと………

凛月｢ほんとのこと言って｣

嫌だ

私じゃないもん

なんで私のせいにすんのよ

あんず｢違う………私じゃない………から！！｣

凛月｢は？あんただろ。

正直に言って｣

………くそ……

あんず｢………………｣

凛月｢早く｣

あんず｢…………こき使ったよ｣

凛月｢………｣

あんず｢でも私は

Aに凛月くんが取られるんじゃないかって
思ってやった｣

凛月｢………やっぱり｣

あんず｢…………｣

凛月｢俺はそんなこと望んでない

もしあんずに告白されてたとしても
俺は断ってる｣

あんず｢っ…………………｣

凛月｢………………あんなAを放っておけるわけないでしょ｣

あんず｢………………｣

うっ……………





凛月目線


凛月｢俺はあんずにこき使われてるって知った時思ったんだ









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＿＿＿＿＿＿＿＿Aを守りたいって｣

俺は思ったことを全てあんずに話す

凛月｢俺はAと付き合うことにした

二度とあんな気持ちさせたくないから｣

あんず｢…………あっそ。｣








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