検索窓
今日:11 hit、昨日:8 hit、合計:8,678 hit

第百六十訓 振袖姿は見れないんですか!? ページ22

貴「これが今回の企画書になります。見てください。」


結局プレゼントはお預け。
元旦の初詣の人整理についての話し合いをしている。

いつもは近藤さんがぱぱって決めて指示するだけなのに今回はこんな慎重に仕事をしている。
そんなに大事な仕事ですか?

あっ、この仕事の担当は僕でしたか。

貴「当日は寒さが予想されています。あったかい恰好をして仕事をしてください。
  初詣に来ている方へきちんと接しないのは失礼にあたりますので気をつけてください。
  特に総悟ね。
  あとは…特にないかな。質問がある人。」


はっ、現役高校生なめんなよ。
学級委員してたからこのくらい慣れっこだし。
仕事の重さなんてこれぐらいじゃ感じないよ。


沖「はーい。俺たちは初詣できないんですかィ。」


貴「屯所近くのお宮さんにお参りに行きます。
  神社のほうにはいきません。年明けたら仕事忙しいから。」


近「はい!Aちゃんの振袖姿は見れないんですか!?」


貴「見れません。近藤さん仕事です。今は仕事中です。
  振袖なんて着ません。ほかに。」


そういうと近藤さんはショボーンとしたように見えた。

だから?

これで言うこと聞くとかないよーだ。
散々騙されてきたもんね。


土「はい。質問というか…。Aは当日髪を結っていけ。
  人ごみにそんなんじゃダメだろ。」


貴「うっわ。マジお父さん…」


土「あ゛?」


貴「いっいえ、了解しました。


  …、ほかにないようなのでこれで終わりたいと思います。
  防寒対策は各自お願いします。では解散。」


そう告げると隊士さんたちはちらほらと散らばって行った。
書類の片づけをして…あっ、始末書。

第百六十一訓 面倒…→←第百五十九訓 近藤さんにほっぺすりすりしてる・・・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

虹色水晶 - 神威は神さん» ありがとうございます!あー初コメントだ!うれしいです。これからもよろしくお願いします。 (2016年12月19日 11時) (レス) id: 06011833fd (このIDを非表示/違反報告)
神威は神 - すごいおもしろいです! (2016年12月16日 19時) (レス) id: c337c1241d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:虹色水晶 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年12月5日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。