初任務 ページ3
≪華霞視点≫
華霞「ふわぁぁ、今日は任務か。確か伏黒さんと一緒なんだよね。」
伏黒「伏黒だ。入ってもいいか。」
華霞「あ、はーい」
ガチャ
華霞「おはようございます、伏黒さん」
伏黒「あ、俺のことさん付けしないでいい。好きなように呼べ。俺もAって呼ぶから。」
華霞「あ、うん、伏黒くん」
伏黒”くん”と呼ぶと、彼は少し安心したような顔をした。
伏黒「A、朝食取ったか?」
華霞「あ、いやまだ・・・」
伏黒「じゃあ一緒に食べるか。コンビニのおにぎりとスポドリくらいならある。」
華霞「あ、じゃあお言葉に甘えて!」
🍞ガサガサ🍙
華霞「あっエビマヨ!」
伏黒「五条先生に、Aはエビマヨおにぎりが好きだって聞いたから。」
華霞「あ、ありがと・・・」
伏黒「おう。」
男の子と二人きりで朝食をとるなんて、初めてな気がする。
伏黒くんの横顔は、相変わらずのツンツン頭、相変わらずの不愛想な表情だったけど、冷徹な感じはしない。どこか優しい雰囲気を纏っている。
伏黒「・・・食い終わったな。よし、行くか。」
華霞「うん!ありがと!」
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華霞「なんか・・・気配がする。 『白狛』呪霊を追って。」
白狛「ワン」
伏黒「俺は基本的に手は出さない。お前が死にかけたときだけ手を貸す。まぁ俺は試験官だと思って戦ってりゃいい」
華霞「うん、わかった。」
白狛「ワンワン!グルルル・・・」
華霞「うわ呪霊キモっ 想像はしてたけど・・・ 『血鬼』」
呪霊「クワァァァァ!」
ふー。倒せた。だけどちょっと呪術使い過ぎたかな?
あれ?なんか・・・視界がかすむ・・・
伏黒「おい!A!」
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作者名:闇獅子乙女 | 作成日時:2022年4月21日 18時