伏黒の愛と華霞の術式 ページ4
≪伏黒視点≫
Aが倒れた。初任務ってこともあるし、おそらく術式の使い過ぎで体が対応しきれなかったんだろう。ったく、五条先生も・・・なんでこんな任務を・・・
俺は今、Aの部屋にいる。家入先生に、「Aちゃんの様子を見てて」と言われたから。
伏黒「・・・」
寝顔かわゆい。本心を全て言うと。かわゆい。惚れた。Aが好きだ。
俺は、Aの額に軽くコツンと俺の額を当てた。そしてこう呟いた。
伏黒「今日はよく頑張ったな。ゆっくりお休み。A。」
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≪華霞視点≫
気づくと私は、寮の自分の部屋にいた。ベットの横には、伏黒くんがいた。
伏黒「大丈夫か?」
華霞「うん。ありがと。看ててくれたんでしょ?・・・たぶん、術式を使い過ぎたんだと思う。」
伏黒「そうだな。家入先生もそう言ってた。ほら、ソーダだ。目、覚めるだろ。」
口いっぱいに、ソーダのあわあわが広がる。
伏黒「なぁ、Aの術式について、詳しく教えてくれないか?」
華霞「うん。いいよ。長くなっちゃうけどね(笑) ・・・私が使う術式は2つ。瑠璃術式と、その派生の瑠璃12星術式。最初に見せた術式や、今日の任務で使ったのは前者。まず、瑠璃術式は6種類の式神を瑠璃玉、つまりガラス玉、ビー玉から発動させる。黒狛、白狛、血鬼、雷竜、火蝦蟇、夜鵺。ビー玉に呪力を流して発動させる。それぞれの式神の体自体も呪力でできてるから、触れるだけでもある程度のダメージは与えられる。まぁ瑠璃術式についてはそんなとこかな。で、瑠璃12星術式についてなんだけど・・・これは虎杖さんがいるときに話すね。」
伏黒「なんでだ?」
華霞「・・・両面宿儺がかかわってくるから。」
伏黒「!」
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作者名:闇獅子乙女 | 作成日時:2022年4月21日 18時