僕達の姫とアイドル〈３〉

シンデレラ〜２年生オリジナルバージョン〜 ページ8

氷〉そうですか。
　 でも家に女子は居ないのでね。

伏〉そうですか。

鳴〉召し使いが帰ろうとしたときでした。
　 ２階の窓から綺麗な歌声が聞こえました。

彩〉ユメノトビラ ずっと探し続けた

遊〉これは！あの時の！

影〉王子様は無理矢理家に入り
　 ２階の部屋を開けました。

ガチャ！

彩〉まぁ･･･あなたは？

遊〉私は昨夜大会に出席した王子です。
　 あなたは誰ですか？

彩〉私はシンデレラです。
　 本名はエラ・フラワー。

遊〉そうですか･･･

彩〉ですが昨夜のダンス大会で言うと
　 サン・フラワー。

遊〉それじゃああなたが！

彩〉はい、あなたが探してると思われる
　 エラ・フラワーです。

氷〉なんだと！！！

遊〉私と結婚して頂けますか？

彩〉光栄です。喜んでお受け致します。

遊〉よかった！

氷〉ダメだ！許さんぞ！

遊〉あなたは本当の父では無いようなので、
　 否定する権利はありません。
　 さあ、エラ、私と一緒に城へ。

彩〉はい。

鳴〉２人はすぐに結婚式をあげました。

衣〉永遠の愛を誓いますか？

遊〉私は生涯エラを守り抜くこと、
　 エラとの永遠の愛を誓います。

彩〉私は生涯彼を信じ、
　 永遠の愛を誓います。

衣〉では誓いのキスを。

影〉こうして２人はいつまでも幸せに暮らしました。

おしまい。




客「ヒューーーーーー！」

仁「２年生の皆さん！ありがとうございました！
　 さぁ、ということでまこちん、
　 王子様頑張りましたね！」

遊「頑張りましたよ！凄く恥ずかしかったです！」

仁「凄かったですよ。キャーキャー言ってました。」

遊「はい、では次は３年生の発表です！
　 『桃太郎〜３年生オリジナルバージョン〜』です！どうぞ！」

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