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『はいはーい!真緒がアイドル目指したきっかけは
中学の時にむいてそーって言われたから!』



向いてそうって言われて、じゃあ?って始められる真緒は何者?


そして何処の何奴か知らないけど有難う。同じ中学の誰かさん。




「そんなの基本中の基本〜。じゃあ俺は、


Aがまーくんって呼んだ時になんであんなに驚いたのか知ってるよ〜?」




まじか、それは分からない。

始まって早々負けたよ



『うぅ....負けた。


私真緒に嫌われてるのかなぁ?』





なんか気分が下がってきた





「そんなことないよ〜

まーくんは、Aのこと好きすぎるくらいかなぁ」





凛月はそう言いながら私のことを

さらにギュッーと抱きしめた




『ふふ、ありがとう』





「ところで、Ra*bitsの子達のとこに行った?」





Ra*bits...?





『ああああぁ!!!


そうだった!Knightsと予定入れ替えしたの
まだ伝えてない!?


ちょ、凛月。私なずなんのところに行ってくる!』




忘れていた。昨日Knightsには伝えたけれど、Ra*bitsには伝えていなかったのだ



​───────​────



やばいやばい、



それだけが頭の中を支配した




急いで廊下を歩く。


いや、走る。




ドンッ______




『ぁ、』




思った時には遅かった




「ちょっとぉ、危ないんだけど?」




『ああぁ、ほんっっとにすみません!瀬名さん!

お怪我は無いですか!?』




「な、ないけど」




『そうですか!私もありません!では、すみませんでしたァ』





そう言って、瀬名さんの前を通りすぎた

そして走った




「ちょっとなんなのぉ?騒がしすぎるでしょ



言ったばっかなのにまた走って……」






瀬名さんがそう呟いていた事に


気づかなかった


それほど急いでいた


​───────​───


「Aちん!?そんなに急いでどうしたんら?」



やっと着いたぁ

てか、私が猛スピードで来たせいで驚かせて
しまった

その証拠に噛んで閉まってる


申し訳ない




『はァ、.....えっと、なずなん先輩!


今日の放課後なんですが、KnightsとRa*bitsのプロデュースを変更します。


ですのでRa*bitsは今日になるんですけどいいですか?』





「それは大丈夫だけどなんかあったのか?」




『いえ、最近Knightsが多くて』



「なるほどな!じゃあ放課後よろしく頼むら!」




私が教室を出ようとした時

少ししょぼんとしていたなずなん先輩が可愛かった

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作者名:カレー味のもやし | 作成日時:2022年3月10日 0時

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