検索窓
今日:6 hit、昨日:54 hit、合計:36,107 hit

4 ページ5

※あんずちゃんでてきます


真緒side



生徒会の仕事がひと段落着いたから教室へ戻る




「衣更くん!」




『おう、あんずか!』




あんずが何か書類を持ってきた




『ん?なんだ、それ?』




「これはね、Aちゃんに渡すやつなんだよね」





二人で歩いていると俺の教室も前へ着いていた





ん?




『ちょっと待ってくれ』





「どうしたの?」



​───────​───────



「俺も___愛してるから______」




「_私も_____もん」




​───────​───────







中にいるのは凛月とAか?








仲良いなぁ2人とも




俺も幼馴染なはずなんだけどな





って苦笑いした











俺はしばらくそこで立ち尽くしていた








「あああぁぁ!?______」






「な、なんだろうね?」





あんずが驚いている




『急に叫び出してどうしたんだ?Aは』





考えていると、後ろの扉からAが飛び出した





危ないなぁ___なんてのんきに思っていた










俺はやっと教室へ入った





「あ、まーくん」




『おう、凛月』





「いっくんお疲れ様やね」






『ありがとな〜影片』





疲れ気味な俺をみて影片が生徒会の仕事終わりと気づいたそうだ









『Aはあんなに急いで何処に行ったんだ?』





ふと気になった






「それはねぇ3-B〜」







『先輩の教室か?』








「なぁに?まーくん気になるの?」






いつもはそんなわけじゃない。



きっと朔間先輩にでも用があったのだろう




いや、多分凛月なら止めるか不機嫌になりそうだな








『いや、なんとなくだよ』







「ふぅーん」








『ん?どうしたんだ?』







「いや、まーくんもまーくんだなぁって」







『何の話だ?』







「Aの話〜」






凛月?



さっきAと話していたときの話題か?




なんかか気になるなぁ






「私Aちゃんのところ行ってくるね!」






『あ、そうか。あんずはAに用があったんだもんな』





「じゃあね!」






『おう!』





俺はあんずに少し手を振り見送った






「まーくんは?




追いかけなくていいの?」





なんでだ?



俺は生徒会から帰ってきただけだぞ?


なるほど、凛月は勘違いしているのか





『嗚呼、俺はAに用があって戻ってきたんじゃないぞ?


ただ普通に仕事が終わったからだよ』

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
173人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カレー味のもやし | 作成日時:2022年3月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。