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※あんずちゃんでてきます
真緒side
生徒会の仕事がひと段落着いたから教室へ戻る
「衣更くん!」
『おう、あんずか!』
あんずが何か書類を持ってきた
『ん?なんだ、それ?』
「これはね、Aちゃんに渡すやつなんだよね」
二人で歩いていると俺の教室も前へ着いていた
ん?
『ちょっと待ってくれ』
「どうしたの?」
──────────────
「俺も___愛してるから______」
「_私も_____もん」
──────────────
中にいるのは凛月とAか?
仲良いなぁ2人とも
俺も幼馴染なはずなんだけどな
って苦笑いした
俺はしばらくそこで立ち尽くしていた
「あああぁぁ!?______」
「な、なんだろうね?」
あんずが驚いている
『急に叫び出してどうしたんだ?Aは』
考えていると、後ろの扉からAが飛び出した
危ないなぁ___なんてのんきに思っていた
俺はやっと教室へ入った
「あ、まーくん」
『おう、凛月』
「いっくんお疲れ様やね」
『ありがとな〜影片』
疲れ気味な俺をみて影片が生徒会の仕事終わりと気づいたそうだ
『Aはあんなに急いで何処に行ったんだ?』
ふと気になった
「それはねぇ3-B〜」
『先輩の教室か?』
「なぁに?まーくん気になるの?」
いつもはそんなわけじゃない。
きっと朔間先輩にでも用があったのだろう
いや、多分凛月なら止めるか不機嫌になりそうだな
『いや、なんとなくだよ』
「ふぅーん」
『ん?どうしたんだ?』
「いや、まーくんもまーくんだなぁって」
『何の話だ?』
「Aの話〜」
凛月?
さっきAと話していたときの話題か?
なんかか気になるなぁ
「私Aちゃんのところ行ってくるね!」
『あ、そうか。あんずはAに用があったんだもんな』
「じゃあね!」
『おう!』
俺はあんずに少し手を振り見送った
「まーくんは?
追いかけなくていいの?」
なんでだ?
俺は生徒会から帰ってきただけだぞ?
なるほど、凛月は勘違いしているのか
『嗚呼、俺はAに用があって戻ってきたんじゃないぞ?
ただ普通に仕事が終わったからだよ』
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作者名:カレー味のもやし | 作成日時:2022年3月10日 0時