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真緒side
『曲ですか？』
月永先輩が紙に何かを書いていると思ったら
作曲しているらしい。
｢そうだ。
この曲できたら、お前にあげるぞ？
そして、ライブで歌え！
Aにとっての本物のアイドルになるならライブが1番じゃないのか？｣
アイツにとっての本物のアイドル。
俺は月永先輩の案を断る理由が無かった
『貰ってもいいんですか？
ありがとうございます。絶対なってみせます！』
俺は元気よく、やる気MAXでお礼を言った
｢ここには沢山のアイドルがいる中、
そのアイドルたちを代表して
衣更、アンタが歌うわけなんだから成功させなよねぇ｣
ここにはアイドルが沢山いる。アイドルの学び舎だから。
だから、Aにとっての本物のアイドルになれる人は沢山いるわけで、
それに俺がなろうとしているのを、
凛月も先輩方も応援してくれている。
『もちろんです！』
俺は絶対になってみせると誓った。
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作者名：カレー味のもやし | 作成日時：2022年3月10日 0時
