元降谷零の兄は3回目の人生を【ヒロアカ】【名探偵コナン】

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「ぅ…あ、れ…此処は…何で俺、こんなに注目浴びて…？
あれ…敵が居ない…？此処って…米花町…だよね？
俺の服…あぁ、やっぱり戦闘服だ…
まぁ、オシャレな感じの黒服でよかったな…」

そんなことをいながら立った。
いや、立とうとした

グイッ

引っ張られた方を見ると、小さな男の子がいた

「…迷子、なのかな？」

「ううん！迷子じゃないよ！所で、
お兄さんのお名前は？如何してこんな所で寝てたの？
もしかして酔っ払いさん？」


迷子ではなかったのか…まぁ、それにしてもこんな所で寝ていたらそんな反応にもなるか…

「俺？俺は…」

今は降谷を名乗った方が良いのだろうか…それとも、志村か…？

「…俺は、志村A。」

「…ふぅん？僕は江戸川コナン！探偵さ！」

探偵…

「…江戸川？江戸川といえば、江戸川乱歩。コナン…コナンといえば、アーサー・コナン・ドイル…？
親御さんは推理小説が好きなのかな？」

だとしても、江戸川に改姓するとは珍しい…
いや、改姓ではない可能性もあるのか。

「う、うん！そうなの！！お兄さん、お腹空かない？
僕、美味しいお店知ってるんだけど！行こ！」

この子大丈夫か？

「初対面の大人に懐くとは、危機感がまるでなっていないね。俺が悪い大人で、外国へ売ったり…殺したりする人だったらどうするの？」

まぁ、絶対にそんな事しないけど。

「え？だってお兄さん、そんな事絶対にしないでしょ？
もしかして…お兄さんは悪い人なの？」

「もし悪い人でも、“はい、俺は悪い人です”とは言わないかな。」

「で、でも…あー…僕、お腹空いちゃった！
だから早くついてきてよ！」

奢る流れ…か。
お金…まあ、いいか。

「はぁ…」

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