仕事4 ページ7
『バーに着きましたよ、太宰さん』
太「えぇ、もうかい?
持参した缶ビールを飲んでもえお酒はいらないしなぁ」
バーに行くのに缶ビールを持参するとは、
なんともふざけた人だ
太「そうだねぇ、君は運転があるから飲まないか、」
『飲みませんよ私はあなたを家まで送り届けた後
帰ってドラマを見るんです』
太「帰らなくていいよ。今日は泊まっていけばいい」
『…飲み過ぎですよ』
太「君は本気で私がバーに行くのに
ビールを飲んだとでも思うのかい?」
なんだ、いつもと違う太宰さんだ
こんな事になってるのは去年の新人歓迎の時の悪い酔い以来だ
『部屋の前までは肩は貸しますが部屋には運びませんからね』
太「ふふっ、私は歩けるよ〜?ほらっこの通りっ、と」
そう言ってよろける太宰さん
言わんこっちゃ無い
後部座席に置いてある缶に書いてあるアルコール度数は
中々に高い
『捕まってください、明日も仕事あるんですから』
そう言ってよろめく太宰さんを支えながら
部屋の暗証番号を入力して放り込む
はずだった
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2007(プロフ) - 村人Cさん» ありがとうございます! (2023年1月28日 21時) (レス) @page10 id: 1d7ba59c9b (このIDを非表示/違反報告)
村人C - すごく好きです!! (2023年1月25日 22時) (レス) @page2 id: 2775a28299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2007 | 作成日時:2022年12月31日 11時