双子の絆

11話「捕らわれのトウマ」 ページ40

フユメ視点

いま、妖怪探偵団の事務所で、アキノリ君のパソコンを借りて、"千堂レイ"っていう人の占いを見ている


アキノリ「おっ！みんな揃って何見てんだ？」


アキノリ君が入ってきた


ナツメ「アキノリも見ようよ！」

ケースケ「なんかすごい占い師がいるんだって！」

アキノリ「占い師？」



『彼女のその瞳が見とおすのは、完全なる真実そのもの
全てを１００％当てる、占い師を超えた占い師。その名は…千堂レイ』



アキノリ「いや、大袈裟でしょ。占い師を超えた占い師ってそれ、結局占い師じゃん」

ナツメ「ううん。千堂レイは人呼んで、"パーフェクト占い師"。」


占い師には変わりないね


その後、千堂レイがやった占いでは、その人に全て当てはまっていた


ナツメ「ほらね」

ケースケ「すげぇー」

アキノリ「なんか、嘘くせぇ」


占いで全てがわかるってなんかやだな


ナツメ「アキノリ、都市伝説とかは速攻で信じるのに、占いは信じないんだ」

アキノリ「だってやらせの匂いプンプンだもん。本当の不思議だったら信じるけどさ」

ミッチー「ちなみに、占いなどしなくとも、私がナツメさんとフユメさんを守るという未来に変わりはありません！」

ナツメ「そういう未来、およびじゃないんで。」

フユメ「うるさい」←

ミッチー「ハヒーン」

ウィスパー「こうなる未来、私にはバッチリ見えてました」


うるさいって言い過ぎだったかな？


ナツメ「あっ。見て！」

アキノリ「"千堂レイのオフィシャルサイト"？」

ナツメ「今日、中央広場でパーフェクト占い師をやるって！」

ケースケ「本当だ！ねぇ、行って占ってもらおうよ！」

トウマ「そうだな。」

フユメ「行かない。私、占いあんまり信じてないから」

アキノリ「俺も別にいいって！…てか、ケースケ。予言とかそういうの信じないんじゃなかったのか？」

ナツメ「占いは信じるんだ。」

ケースケ「いや、信じる信じないとかじゃなくて、占いはエンタメ―テントっていうかなんちゅうか」

フユメ「エンターテイメントでしょ？」


なぜテントと間違える？


ケースケ「あぁ！もういいから行こうよ！」

フユメ「だから、私は行かないって！」


ナツメとケースケによって強制的に連れてかれました

千堂レイの占い→←後日

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