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嫌われ度3 ページ4

登校中、前に衛人(ひろと)くんがいた。

.「おっはよー衛人くん!」

「冴倉か……
相変わらずテンション高いねー」

.「でしょー」

衛人くんは、浅野家の次男である。
一番話しやすい。


.「またキミ達のせいで怒られたんだけど」

「にしては元気だよね」

.「だって反省してないしー」

「なんて奴だ……」

.「そんな呆れたように言わないで、衛人くん!
冴倉ちゃん泣いちゃう!」

「勝手に泣いてろ」

衛人くん冷たーい

泣かないけど泣いちゃう!

.「ねー1時間目って何だっけ」

「え、おぼえてないの!?」

.「もっちろん!」

「はぁ……」

.「え、待って何でそんな呆れてるの!?」

衛人くんって本当失礼だよね!

「え、誰が失礼だって?」

.「え、もしかして衛人くん心読めるようになったの!?
流石天才!」

「普通に声に出てただけたよ」

.「マジか」

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作者名:浅野月愛 | 作成日時:2019年1月25日 19時

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