嫌われ度10 ページ11
「おいおい、俺たちを置いて夫婦喧嘩してんじゃねーよ」
.「「夫婦じゃない!」」
シンクロしてしまった。
.「私と
「「「え?そこ!?」」」
.「「そこでしょ/だろ!」」
「冴倉と双子とか、俺がかわいそうなことくらいわかるだろお前ら」
・「衛人くん?
それは私にちょっと失礼かなぁ」
「ゴリラに対して失礼も何もないと思ってるから」
・「ん、んん?
なんか聞きづてならない言葉が聞こえたような気がするんですかどぉ?」
「えー、なんのことー?」
「うるっせーな、お前ら」
「2人まとめてボコボコにしてやんよ」
・「よし、逃げようか、衛人くん」
「うん、冴倉置いて逃げるね」
・「男の子でしょー?守ってよー」
「生憎俺は、女子しか守らない主義だから、ゴリラは守れないかなぁ」
こんな言い合いをしている間にも、よくわからない男たちは近づいてくる。
・「ねぇ、マジでやばいよこれ」
「え?冴倉マジで焦ってんの?」
・「いや、逆に衛人くんは焦ってないの!?」
「だってこいつら弱いじゃん」
いかにも面白そうに笑う衛人くんを、私は初めて怖いと思った。
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作者名:浅野月愛 | 作成日時:2019年1月25日 19時