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仲間?そんなの、いらないね。 ページ1
ある日、転校生は窓のガラスを割り、教室へと入ってきた。
ポニーテールの黒髪を揺らし、鋭く綺麗な黄色い目を見せると、ぶっきらぼうに答えた。
[Aだ。宜しく、、、]
担任のシノは、割れたガラスの処理に終われていて、Aの席まで案内出来なかった。
しかしAは、場所も知らずにドカドカと席に近づき、空席だったボルトの隣へと座った。
辺りは静かになり、ただ無駄な時間だけが過ぎていった。
そして、担任の姿が消えると、1人の少年がAに話しかけた、
[俺、ボルト!宜しくな]
手を優しく伸ばすボルト。
しかしAは、一度ボルトを見ると嫌そうな顔をした。
[私、仲間とか興味無いんで]
握りを交わすことなく、Aとボルトの間には確かな亀裂が入った。
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作者名:金髪 | 作成日時:2017年10月31日 21時