story 121 ページ38
黄瀬side
姫野っちを連れて部室の近くにやってきた。部室棟の裏にはあまり人が寄ってこないためこの話をするのにもってこいだ
「あ、あの、りょうくん？ここでスるの？」
そう言った姫野っちの顔は真っ青。俺、そういうのは興味ないんスけどね。はぁ、と溜息をついて俺は話し始めた
「姫野っち、俺とヤってて嬉しいって思ったことある？」
「...え、？」
「ないっスよね？姫野っちには赤司っちがいるし、それに工藤って人と黛さんだっけ。いろんな人の相手してるから俺なんか見てくれてないっスよね」
いつもそうだった。行為の時泣きじゃくる姫野っちは俺なんか見てなかった。彼女の脳内にはずっと赤司っちがいる。赤司っちがいる限り、俺を見てはくれない。だから赤司っちが裏切った時少しだけホッとした。邪魔者がいなくなるって思ったから。でも変わりに黛さんが来た。黛さんが裏切っても工藤って人が来た。最終的にまた赤司っち。俺には見せてくれない嬉しそうな笑顔を浮かべる姫野っちを見て俺なんか必要ないんだと思った
「姫野っちにはもう俺は必要ないっスね」
「え、りょうくん、え、嫌だよ！」
「嘘ばっか。俺みたいな男が嫌いな癖に。もう我慢しなくていいんスよ。俺には夏樹サンが...」
「ゃ、しょういち、っ」
部室から聞こえたその声に目を見開いた。あぁ、そうだ。夏樹サンも結局今吉サンの彼女。俺とヤってくれるわけない。でもあの人といる時は楽しい。姫野っちでは満たされなかった別のモノを満たしてくれる。ちゃんと俺を、俺自身を見てくれる、それが嬉しい
「さよなら姫野っち、いや、姫野サン」
「嫌だ、嫌だっ、りょうくんっ！」
俺の腕を掴んで涙目を浮かべる姫野っち。その手を振り払って俺は歩き始めた
後ろから聞こえる泣き声を無視して
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黛パフェ(プロフ) - ゆうゆさん» え、小学校の会長してるんですか！！？？将来有望...すごいですね！愚痴は言わないと生きていけませんよ笑笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月17日 17時) (
レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ - ヤバい・・・ 最高すぎです・・・自分小学校の会長何ですが・・・こんなことしてみたい！ 私も、皆の前では笑顔ですが、誰もいなくなると愚痴言いまくりWWW本とにこの小説面白すぎです！ (2019年7月17日 17時) (レス) id: 4937f459b3 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - ルイさん» になっちゃいますね笑笑 (2019年7月16日 18時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 黛パフェさん» 無限ﾙｰﾌﾟ？w (2019年6月30日 3時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - 月夜 黒輝さん» え、そう言って貰えて嬉しいです好きです(真顔) (2019年6月24日 20時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パフェ x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月25日 2時
