story 96 ページ12
緑間side
会長たちが立ち去る場面を俺は見つめていた。彼女たちがいなくなると周りが静寂に包まれる。俺はこの現状が信じられなくて赤司のほうを見た
纏うオーラが違う。つまり元の赤司だと言うことだ。あの冷たい眼差しではなく暖かみのある、俺たちが良く知っている赤司だ
なぜ戻ったのかはわからない。そして会長を裏切った理由も。俺を含め黒子と桃井、そして先輩たちも驚いていた
｢赤司...｣
｢なんだい？緑間｣
｢...戻ったのか、昔に｣
俺がそう言うとニコリと微笑む。その笑顔を見て顔を顰めていると赤司はニヤリという怪しい笑顔に変えた
｢戻る必要があったから戻ったんだ。《僕》は眠っているよ。...緑間たちも戻ってこないのか？あの人の傍にいても何も面白くないぞ｣
｢そ、そんなっ！赤司くん！？｣
桃井は信じられないようだ。あの赤司が信じた人間を裏切ってしまったということに。そのことに関しては俺もショックを受けた
所詮赤司にとって会長はその程度の人だったということなのか。疑問ばかりが俺の頭を悩ませる
｢俺は...俺にはわからないのだよ｣
俺の呟きが聞こえていたのだろうか。赤司は俺の方へ歩いてくる。そして俺を見上げ、こう言った
｢緑間。賢いお前はわかるだろう？俺の元へ来るんだ｣
赤司が悪魔なのか、会長が悪魔なのか、もう俺にはわからない。どちらにつけばいいのかもわからない
｢...考えさせてくれ｣
何も出てこない頭から絞り出して声に出したのはその一言だけ。赤司は不満そうにしたが、すぐに姫野の元へ行き、部屋へと戻っていった
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黛パフェ(プロフ) - ゆうゆさん» え、小学校の会長してるんですか！！？？将来有望...すごいですね！愚痴は言わないと生きていけませんよ笑笑。ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月17日 17時) (
レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ - ヤバい・・・ 最高すぎです・・・自分小学校の会長何ですが・・・こんなことしてみたい！ 私も、皆の前では笑顔ですが、誰もいなくなると愚痴言いまくりWWW本とにこの小説面白すぎです！ (2019年7月17日 17時) (レス) id: 4937f459b3 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - ルイさん» になっちゃいますね笑笑 (2019年7月16日 18時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 黛パフェさん» 無限ﾙｰﾌﾟ？w (2019年6月30日 3時) (レス) id: 1036fcd1e5 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - 月夜 黒輝さん» え、そう言って貰えて嬉しいです好きです(真顔) (2019年6月24日 20時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パフェ x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月25日 2時
