検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:164,409 hit

8匹 ページ10

 
 
 青「へー、赤司にあったのかお前。」
 
 
 
 黒「とてつもなく避けてましたよ、A。」
 
 
 
 火「顔に出すぎなんだよ、お前は。」
 
 
 
 『 だって、気まずいんだもん。あっちは普通に話しかけてくるし…』
 
 
 
 
 青「お前も単純だな。
 
 
 …まだ好きなのかよ。」
 
 
 
 
 『 大輝、しゃーらっぷ!!
 
 
 
 …もう、好きじゃないよ、あの人なんか(小声)』
 
 
 
 
 夕食中、テツヤは、Aが征十郎に再会した時の話をしていた。
 
 
 大輝は傍から見れば興味なさげだが、しっかりと耳を澄ませて聞いているようだ。
 
 
 
 Aも好きではないと否定するものの、顔が珍しく赤くなっていて、誰が見ても好きだと分かる表情だ。
 
 
 
 
 
 
 
 …青春はまだ続いているようだ。
 
 
 
 
 *
 
 
 
 
 青「お、今日怖いのやってんじゃん。」
 
 
 
 番組表見ていた大輝が何気なく呟くと、大我が過剰に反応した。
 
 
 
 火「はっ!?何で冬に怖いのやってんだよ!」
 
 
 
 青「見よーぜ!」
 
 
 
 火「はっ?ンなの見ねーしっ!!!!」
 
 
 
 青「なに、お前怖いの?」
 
 
 
 吾輩は知っている。大我は幽霊がダメなことを。
 
 
 
 ついこの間、夜中に廊下を歩いている大我を見つけて足元に擦りついたら、悲鳴をあげていた。
 
 
 勿論、電気がついていて明るかったのに、だ。
 
 
 
 かなりのビビリだと言うことはこれで実証されているのである。
 
 
 
 
 火「こここここ怖くねーし」
 
 
 
 『 どもりすぎだって…』
 
 
 
 黒「ボク、お風呂入ってきますね」
 
 
 
 火「おまっ、逃げんなよ!!」
 
 
 
 黒「逃げてません。この中でまだお風呂に入ってないのボクだけですから。」
 
 
 
 
 そういって、テツヤはお風呂に行ってしまった。
 
 
 
 結局、大我は怖い番組を強制的に見せられることとなった。
 
 
 そんな可哀想な大我の為に、膝の上に座ってやった。
 
 
 吾輩に感謝するがいいぞ、大我。
 

9匹→←7匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
209人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りりぃ(プロフ) - とても面白いです!占ツクの黒バスの中で一番面白いです!恐らくですが、34匹では赤司はakasiではなくakashiだと思います。わざとでしたらすみません! (2017年7月17日 16時) (レス) id: 1735e0571f (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - *。赤司 妃奈 。*さん» 付き合ってほしいですね!!wありがとうございます、頑張ります!! (2017年6月3日 12時) (レス) id: bb474275ba (このIDを非表示/違反報告)
*。赤司 妃奈 。* - ずっと楽しみに待ってました!2人はそろそろ付き合いますよね!?続きが気になって、気になって。みるくてぃーさんのペースでいいので、頑張ってください!応援してます^^ (2017年6月3日 7時) (レス) id: 97081c23e9 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 彩乃さん» 嬉しいです(泣)ありがとうございます!!これからも、こんな作者ですがよろしくお願いします“〇| ̄|_ (2017年6月2日 6時) (レス) id: bb474275ba (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - 更新楽しみにしてました!!この作品大好きです!!色々大変だったと思うけど、これからも頑張ってください!!これからもファンとして応援してます!! (2017年6月1日 23時) (レス) id: 34ac185233 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:糖分 | 作成日時:2017年5月7日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。