【黒子のバスケ】元カレと再会しました。＊ 貴『 どう接すればいいんだぁぁぁ！！！』全「知るかそんなもん！！！！」【赤司征十郎】

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　黒「今日は来れなかったんじゃなかったですか？」
　
　
　
　青「クリスマスイブだからオイタする奴が多いかと思えばそんなことも無くてな。早く上がらせてもらった。」
　
　
　
　
　『 ケーキ食べに来ただけでしょーが。』
　
　
　
　
　話しながらAのケーキに手を伸ばしてきた大輝に、Aはフォークを突き刺していた。
　
　
　
　
　青「いっでっ！！！！」
　
　
　
　『 手洗ってきなよ。大輝の分もあるから。』
　
　
　
　
　そう言って無愛想にそっぽ向くAに悪態をつきながら手を洗いに行く大輝にテツヤが近寄った。
　
　
　
　黒「Aが、青峰くんが仕事で来れないからちゃんとケーキ残しておこう、って言ったんですよ？
　
　
　良かったですね、青峰くん。」
　
　
　
　そう言って微笑むと大輝は案の定、狼狽。
　
　
　
　青「はっ！？え、おま」
　
　
　
　
　そして、少しの間を置き、絶叫。
　
　
　
　
　青「Aェェェェ！！！！！」
　
　
　
　
　『 ぎゃぁぁぁぁぁぁあああ！！きもい！！！
　
　
　なに！？いきなりくっつくな！！まじきもい！！』
　
　
　
　
　Aは暴言を吐いて入るものの、何だか嬉しそうであった。その様子は兄妹さながらである。
　
　
　
　
　
　そんな大騒ぎの中、クリスマスパーティーは幕を閉じた。
　
　
　
　
　＊
　
　
　
　パーティーを終えて、片付けも一段落ついたところで、Aは部屋でひとり、悩んでいた。
　
　
　なんでも、征十郎に連絡を入れるかどうかで悩んでいるそうだ。
　
　
　さっきからひとりでブツブツと謝るシュミレーションをしている。怪しすぎる。
　
　
　スマホの画面に映し出される赤司先輩の文字を眺めては溜息をついての繰り返した。
　
　
　
　
　
　それを見兼ねた吾輩は、Aの膝の上に乗り、
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　スマホの通話ボタンを押してやった。

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