【黒子のバスケ】元カレと再会しました。＊ 貴『 どう接すればいいんだぁぁぁ！！！』全「知るかそんなもん！！！！」【赤司征十郎】

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赤司side 続き


　
　
　
　赤「嘘だろ…
　
　そんなの一方的にオレが情緒不安定な奴みたいになっているじゃないか。」
　
　
　
　黒「そういうことです。」
　
　
　
　うんうん、と頷く黒子にオレは焦りを感じる。
　
　さっさと誤解を解かなければ、引かれるわ、情緒不安定な奴だと思われるわで大変じゃないか。
　
　大怪我だぞ、これ。
　
　
　
　黒「僕たちが誤解を解いてもいいんですが、そうすると赤司くんの立場がないじゃないですか。
　
　
　というか、2人の関係に進展がなくなっちゃうじゃないですか。なので、僕たちは黙秘してました。」
　
　
　
　
　赤「ここは感謝すべきところなのかどうか…。
　
　
　
　分かった。オレが誤解を解くよ。迷惑かけてすまなかったね。近々、Aに連絡してみるよ。」
　
　
　
　
　ということで話はついたのだが…
　
　
　
　
　赤「はぁ。どうやって謝ろうか。」

　
　
　
　困難な状況に変わりはなかった。
　
　
　
　
　
　黒「そこは赤司くんの持ち前の自信でどうにかすればいいんじゃないですか？」
　
　
　
　赤「随分と適当だな…」
　
　
　
　黒「赤司くんを説得する、という僕の役目は終わったので、後はお好きにどうぞって感じです。」
　
　
　
　
　…ドライだな。そう思いながら黒子を見やると、満足そうな顔でズズーっとバニラシェイクを飲んでいた。
　
　
　
　
　赤「はぁ。」
　
　
　
　
　そんな黒子を見て無意識のうちに溜息がもれてしまっていた。
　

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