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28匹 ページ31

 
 
 きせとテツヤと征十郎の話を聞いているうちに分かったことは、きせというのは黄瀬涼太、と言うらしく、テツヤたちとは元チームメイトの関係らしい。
 
 
 
 
 そして、犬と言われる意味がわかった。
 
 此奴は犬っぽいのだ。行動も、言動も、人懐っこく、尻尾をぶんぶん振っているように見える。
 
 
 
 
 
 『 ただいまー』
 
 
 
 
 
 とそこでAが帰ってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 『 え、何この大所帯…』
 
 
 
 黄「こんばんは。お邪魔してるっす!」
 
 
 
 そう言って、シャラッという効果音がつきそうな笑顔をAに向けた。
 
 
 Aは一瞬戸惑ったものの、しっかり挨拶をした。
 
 そして、黄瀬の顔をじっくりと見て、
 
 
 
 
 『 こ、こんばんは…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 って、キセリョ!!!???』
 
 
 
 
 大きな目を見開いて、大声をあげた。
 
 
 
 
 黄「そ、そうっすけど…」
 
 
 
 次は涼太が戸惑う番だ。
 
 
 
 『 私、ファンなんですよー!!
 
 
 きゃー!握手してくださいっ!!!』
 
 
 
 そう言って涼太と握手しながら手をぶんぶん振っていた。
 
 
 
 黄「えーっと、この子が噂のAちゃんっすか?
 
 黒子っちの従兄妹っていう…」
 
 
 
 黒「はい。この子ですが、いつもはこんな感じじゃないです。もっと落ち着いています。
 
 
 っていうかA。君は黄瀬くんのファンだったんですか!?初耳なんですが!!?」
 
 
 
 
 テツヤが珍しく感情を面に出してAの肩を揺らすとAは、
 
 
 
 『 あったりまえじゃん。だってカッコイイもん』
 
 
 
 と、けろりとした表情でそういった。
 
 
 テツヤは灰になった。
 大我は口をあんぐりと開けた。
 大輝は白目を剥いた。
 征十郎は失神した。
 
 
 
 
 黄「ねぇ、みんなちょっと待って!酷くないっすか!?俺のことなんだと思ってんすかぁぁぁ」
 
 
 
 涼太はきゃんきゃんと吠えている。本当に不憫な奴だ。つい、同情してしまい、膝の上に乗ってやった。
 
 
 
 『 え、みんなどうしたの?
 
 ご飯食べないの?』
 
 
 
 Aは何食わぬ顔をしてキッチンへと入っていってしまった。

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りりぃ(プロフ) - とても面白いです!占ツクの黒バスの中で一番面白いです!恐らくですが、34匹では赤司はakasiではなくakashiだと思います。わざとでしたらすみません! (2017年7月17日 16時) (レス) id: 1735e0571f (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - *。赤司 妃奈 。*さん» 付き合ってほしいですね!!wありがとうございます、頑張ります!! (2017年6月3日 12時) (レス) id: bb474275ba (このIDを非表示/違反報告)
*。赤司 妃奈 。* - ずっと楽しみに待ってました!2人はそろそろ付き合いますよね!?続きが気になって、気になって。みるくてぃーさんのペースでいいので、頑張ってください!応援してます^^ (2017年6月3日 7時) (レス) id: 97081c23e9 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 彩乃さん» 嬉しいです(泣)ありがとうございます!!これからも、こんな作者ですがよろしくお願いします“〇| ̄|_ (2017年6月2日 6時) (レス) id: bb474275ba (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - 更新楽しみにしてました!!この作品大好きです!!色々大変だったと思うけど、これからも頑張ってください!!これからもファンとして応援してます!! (2017年6月1日 23時) (レス) id: 34ac185233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:糖分 | 作成日時:2017年5月7日 17時

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