【黒子のバスケ】元カレと再会しました。＊ 貴『 どう接すればいいんだぁぁぁ！！！』全「知るかそんなもん！！！！」【赤司征十郎】

17匹 ページ20

　相「なるほどね…」
　
　
　
　一通り話終えて、一息つく。
　
　

　『 もー、ややこしくなるから会いたくないんですけどぉぉぉぉ！！どうすればいいでしょう！？』
　
　
　
　相「落ち着いて！？
　
　
　過去のことは過去のことよ。これからも顔合わせるだろうし、そこはキッパリ忘れるべきよ。
　
　
　ね？」
　
　
　
　
　リコちゃんは私の頭をよしよしと撫でる。
　
　
　
　『 そうですかね…』
　
　
　
　
　その後も、リコちゃんの話を聞いたりして、楽しい時間を過ごした。
　
　
　
　
　＊
　
　
　
　帰り、電車の中。
　
　
　
　「はぁ、はぁ…っ、…」
　
　
　
　
　『 …っ、クソが(ﾎﾞｿｯ)』
　
　
　
　
　私は痴漢まがい(？)にあっていた。
　
　
　帰る時間が帰宅ラッシュと被ってしまい、満員電車にて揺られていた時、後ろから手が伸びてきて、お尻を触られたのだ。
　
　
　私はよく、気が強い、喧嘩っ早いと言われるが、こういうことになると止めて、と言えないらしい。
　
　
　
　怖すぎて声が一切でない。
　

　
　
　ズボン履いててよかった。スカートだったら即アウトだろ。
　
　
　
　
　その間にも、後ろにいる奴の荒い息が聞こえてきて、お尻を触ろうとしてくる。
　
　
　
　
　ｷﾓﾁﾜﾙｲｷﾓﾁﾜﾙｲ
　
　
　
　────────誰か、助けて。
　
　
　
　
　ギュッと目を瞑れば聞き覚えのある声がした。
　
　
　
　
　
　赤「おい、何をしている。」
　
　
　
　
　
　それは、紛れもなく赤司先輩のもので。
　
　

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