206話 帰還4 ページ8
Aside
ザワザワ。
Ｃ級｢遠征部隊帰ってきてる！｣
Ｃ級｢ほんとだ！黒崎先輩もいる！｣
A｢いや〜、随分と皆に心配かけたみたいですね。｣
出水｢そりゃあな。お前が連れ去られて、太刀川さんも意識不明で、ボーダーの空気は最悪だったし。｣
当真｢そーそー。でもやっぱりうじうじしてるのは性にあわねぇからよ。｣
ダダダッ。
加古｢Aちゃん！！｣
ガバッ。
A｢えっ！？うわぁ！！｣
ドサッ。
当真｢あーあー。加古さんってば。｣
出水｢いきなり飛びついて…。｣
加古｢無事でよかった！｣
A｢痛た…。いきなり突進しないで下さいよ…。｣
加古｢…元気そうね！｣
A｢はい。心配かけてすいません。｣
ぎゅうう。
加古｢あ〜やっぱりAちゃん落ち着くわ〜。｣
A｢痛い痛い。きつく抱きしめすぎですって。｣
加古先輩は相変わらずだなぁ。
加古｢ん…？あら？｣
A｢？どうかしました？｣
加古｢Aちゃん！何これ！！｣
と言い、加古先輩は私の首筋を指した。
A｢へ？｣
出水｢どーかしたんすか？｣
当真｢なんだぁ？｣
加古｢キスマークがついてるじゃない！｣
A｢！？｣
出水･当真｢おぉ〜。｣
加古｢まさか…太刀川くんにヤラれちゃったの…？｣
A｢やっ…！？ヤラれてません！何言ってるんですか！！｣
加古｢出水くん、当真くん本当？｣
出水｢ホントっすよ。けどまぁ…。｣
当真｢キスはされてたっぽいけどなぁ。｣
A｢うわぁー！！2人共やめて下さいよ！何喋ってるんですか！｣
加古｢太刀川くん、純粋なAちゃんを汚したのね…。許さないわ。｣
A｢加古先輩！落ち着いて下さいって！｣
スタスタ。
太刀川｢おー？こんな所にいたのかA。｣
冬島｢あーやっと報告終わった。｣
二宮｢さっきから騒がしいと思えば加古か。｣
風間｢出水、お前はゆっくりしていろと言ったろ。｣
迅｢まーまー風間さん。出水は意外と大丈夫っぽいし。｣
加古｢太刀川くん！なにAちゃんに手出してるのよ！！｣
太刀川｢へ？｣
迅｢…あー、太刀川さーん。多分アレでしょ。｣
太刀川｢アレ？｣
迅｢無意識なの？Aちゃんの首筋についてるでしょ。｣
チラッ。
A｢！｣
う…！指摘されたら何か急に恥ずかしくなってきた…！
ていうかどんな辱めなのこれ！
皆の前でこんな話って…。
A｢しっ、失礼します！！｣
太刀川｢あっ！おい！｣
ダダダダッ。
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ヒナコ(プロフ) - とてもおもしろかったです(*ゝω・)ﾉ やっぱり太刀川さんカッコイイです！！！！！続き楽しみにしてます。更新頑張ってください！！！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2019年4月20日 15時
