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39話 買い物 ページ40

Aside

太刀川「じゃ俺帰るわ。」

A「あ、太刀川さん!明日本部にいますか?」

太刀川「ん〜、多分いる。何でだ?」

A「いえ!気になったから聞いただけです!今日は来てくれてありがとうございました〜。」

太刀川「?あぁ。じゃあな。」

バタン。

A「…。」

『ただ俺がお前と同じものを持っていたかったから。』

そう太刀川さんに言われた。
どんな気持ちで言ったかは分からないけど、ドキッとした。
…自分と同じ気持ちだったから。

太刀川さんとお揃いのものを持ってるって思うと何かとても嬉しくなった。

A「何なんだろう…この気持ち。」






翌日

ボーダー本部

スタスタ。

米屋「おっ?2人でどっか行くのか?A。」

A「あ、米屋先輩。そーですよ。」

二宮「何で俺が行かなきゃならないんだ。」

米屋「ははっ。二宮さん、Aに連れ回されちゃいますね。じゃ俺はランク戦してきます。」

二宮「あぁ。」

スタスタ。

A「いや〜、二宮先輩がいて助かりましたよ。」

二宮「チッ…。」



ーーー数十分前ーーー

学校終わりに真っ直ぐボーダーに来た。
買い物に行きたいけど…。

A「あっ!二宮先輩!」

二宮「…何だ。」

A「買い物に付き合って下さい!」

二宮「断る。」

即答!?酷い…。

A「お願いしますよ〜。二宮先輩にしか頼めないんですー。」

二宮「何を買うつもりだ。」

A「太刀川さんにプレゼント買おうと思って。」

二宮「太刀川?何かあるのか?」

A「この前プレゼント貰ったので、何かお返しをって。」

貰いっぱなしは悪いしね。

二宮「それで何で俺なんだ。」

A「二宮先輩、太刀川さんと同い年ですし。欲しい物とか分かるかな〜って。」

二宮「…分からないな。あいつの事など分かる訳が無い。」

スタスタ。

A「ちょっと!待ってくださいよ!お願いします!今度何でもしますから!」

二宮「…面倒だな。早く終わらせろよ。」

A「さすが!ありがとうございます!!」






そして今に至る。

二宮「お前、制服のままで良いのか?」

A「はい!着替えるのも面倒ですし。」

二宮「そうか。早く行くぞ。」

A「あっ、はい!」

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嶺真(プロフ) - アニオタさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えてとても光栄です。これからも拙い文章ですが頑張りますので、応援よろしくお願いします! (2017年12月27日 20時) (レス) id: e5afdd0956 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ - 今回“A級1位のあの人に恋をした”という作品に自然と涙してしまいました。とってもいい作品ですね。 私は、まだ14の学生ですが、将来小説家を目指してます。嶺真さんのことを応援しながらも、私頑張りたいと思います。 これからも応援しています。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーの三輪か太刀川か三雲の姉か妹か幼なじみがアニメKか銀魂かリボーンとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも応援します (2017年12月10日 13時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年11月2日 16時

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