C3の死にたがり最年少戦闘員は憂鬱組に誘拐されました!! (ページ19)

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107話ページ19

Aside

『んー、よく寝たー』

ちょうど話し合いも終わった頃かなぁ…

真「あ、A…その…ごめん！」

『ん、何？どうしたの？』

何だ？やっぱり殺すことになった？なった？よね？ね？ね？((

鉄「棺桶の中、入れるか？」

棺…桶？

死体？いれる？棺桶？まさか、死んだあとの話まですすんでたか…

『あー、いいけど、それ持つんでしょ？(死体入れたら)重くない？』

ﾋｭ「鉄は鋼の肉体じゃぞ！持てるに決まっておる！のぅ鉄！」

鋼の肉体…ねぇ、確かに筋肉質だし、身長も高い。

鉄「おう、任せとけ」

『それは心強いね…』

真「でもいくら軽いからって人を持って走ったりするのは…」

え、なに…死体をそんな風に扱うつもりだったの？ねぇ…呪うつもりはないけど私以外にしたら呪われるんじゃないの？

ﾋｭ「それもそうじゃな…一度試してみた方がよいかもしれんな…」

そういうと鉄くんは私を持ち上げた

『わぁ、高い高い！』

鉄「お？ヒューより軽いか同じくらいだな…Aちゃんと食ってるのか？」

真「いや、いくらなんでもヒューと同じわけ…」

鉄『ん？じゃあ真昼の兄貴も持ってみるか？』

え、何？なんで手渡すかんじで渡されてるの？

人質だから文句は言わないけど…

な、なんでそんな物みたいにはい、って感じで渡すの？え？おかしくない？

とか思いつつも私は真昼に手渡された

しかもお姫様だっこだ。

真「…軽っ…え、おま、ちゃんと食ってる！？というか軽すぎるだろ！小学生か！」

『うーん、一応小学生かもしれない？』

真「あっ、そうか…じゃなくて！小学生の低学年と同じ暗いかもしれないぞ！？」

『あははは！やだなぁ～真昼が力持ちなんじゃないの～？そんな軽いわけないじゃないか～まぁ、死体いれるなら臓器とか全部取り出しちゃえばいいし、もう少し軽くなるかもね？』

鉄「…死体？」

『え…殺してから入れるんじゃないの？』

真「いや！生きたままだよ！何いってんだよ」

『えっ…生き埋めってこと？生き埋めじゃ死ねないのだけど…』

真「じゃなくて！普通に生きたまま鉄の棺桶の中に隠れてもらうんだよ！」

『あ…そういうことか』

ﾋｭ「お主は馬鹿なのか？殺されると思ったなら逃げるじゃろう？」

『いやぁ、殺されるのなら本望かなぁ…人質なのにわがままかもしれないけどね…』