大事なこと4 ページ32
『ま、まーくん…?』
あま「…ねぇ、A………」
私が不思議そうに彼の名前を呼ぶと、まーくんはいきなり真剣な声になった
あま「キスしていい?」
『へっ……///!?』
そしてまーくんは、耳元でそう言ってきた
部屋の中は暗いため、彼の顔は見えない
でも、きっと私のことをじっと真っ直ぐに見つめているだろう
(私も………もっと、まーくんに触れていたい…)
『うん…いいよ……?』
私はそんなことを思って、正直にそう答えた
あま「えへへっ!ありがとっ!」
そんなまーくんの言葉が聞こえたと思ったら、すぐに彼の唇と私の唇が触れた
そして、"ちゅっ"というリップ音が妙に部屋に響いた
『っ……///!? ま、まーくん!私がいいよって言うの最初からわかってたでしょ…っ!!』
あま「ん?そうだけど?」
『〜〜〜〜っ/// まーくんのいじわるっ!やだっ!
やっぱりまーくん嫌いっ!!』
あま「えぇっ!?なんで!?」
なんか色々あったけど、まーくんのおかげで私は立ち直ることができました
お兄ちゃんにも、ちゃんと謝らなきゃ──── · · ·
あま「あっ、そうだ!ねぇA」
『ん?どしたのまーくん?』
あま「ちなみになんだけど、ここ、俺の部屋ね?」
『へっ!?!?』
どうやら私は、彼氏さんのお部屋に入ってしまっていたようです…
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なっち5088(プロフ) - 桃菜さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいし、楽しみです! (2019年12月14日 14時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜(プロフ) - なっち5088さん» リクエストありがとうございます!ドSのみなさんいいですね〜!誠心誠意書かせていただきます! (2019年12月14日 7時) (レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - リク失礼します。内容が夢主が突然お城の姫になり、そこで仕えてた騎士たちが天月さん達だったというお話を書いていただきたいです。甘々ぐらいで、皆さんドSにしちゃってください。今まで出てきた人達を全員出して欲しいです。ご検討お願いします。 (2019年12月13日 9時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃菜 | 作成日時:2019年11月14日 1時