番外編４ ページ13
サクッという音が妙に部屋に響く
時計の指針が、早まる心臓をさらに促進させる
あとどのくらいなのだろう…
あま「あのぉ……Aさん？」
『な、なに…？』
あま「さっきから一口も進んでいないんですが？」
沈黙が続く中、まーくんが口を開くとそんなことを聞いてきた
『だ、だって…見えないから進むに進めないんだもん…っ！』
あま「目開ければ？」
『それもそれで恥ずかしいじゃん…っ！』
まーくんの言う通り、私は一口も進んでいない
(だって恥ずかしいんだもん…っ！！)
あま「ん〜……じゃあ僕が全部食べちゃうからね？」
『えっ！？ちょ、ちょっとまって！それじゃあ……っ！』
まーくんは言葉と共にサクサクと食べ進めていき、私はそんな彼を止めようと慌てて目を開いた
ちゅっ
私が目を開いて一瞬も経たないうちに、小さなリップ音が部屋に響いた
その一瞬だけ、私たちの唇は重なった
あま「止めるの一足遅かったねぇ〜？」
『ふ…ふぐぅ………うぅ……///』
私は、唇が重なる瞬間に目を開いてしまったため、恥ずかしさが余計に増した
あま「よしよーし、よく頑張りまちたね〜？」
まーくんはそう言って私を抱きしめて頭を撫でてきた
『もうっ……いじわる…っ』
また子ども扱いをされているとわかっていながらも、私は恥ずかしさで反論する気力がなくなってしまったため、代わりにそう言って抱きしめ返した
あま「目閉じてる時のA、すごく可愛かったよ？なんか、じっとキス待ってるみたいでw」
『は、恥ずかしいからそういうこと言わないで…っ///』
私の頭の上で、彼は笑いながらそう言っている
彼の言葉に、私はますます恥ずかしくなって彼の胸のあたりに顔をうずめた
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なっち5088(プロフ) - 桃菜さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいし、楽しみです！ (2019年12月14日 14時) (
レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜(プロフ) - なっち5088さん» リクエストありがとうございます！ドSのみなさんいいですね〜！誠心誠意書かせていただきます！ (2019年12月14日 7時) (レス) id: 21d5e627ad (このIDを非表示/違反報告)
なっち5088(プロフ) - リク失礼します。内容が夢主が突然お城の姫になり、そこで仕えてた騎士たちが天月さん達だったというお話を書いていただきたいです。甘々ぐらいで、皆さんドSにしちゃってください。今まで出てきた人達を全員出して欲しいです。ご検討お願いします。 (2019年12月13日 9時) (レス) id: 8b28a7c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃菜 | 作成日時：2019年11月14日 1時
