田舎育ちのハイパー野生児が世間知らず過ぎてヤバすぎる【東京卍リベンジャーズ】

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そのままケースケについて行くと、
案内されていたのはケースケの住む団地だった。
千冬くんも同じ住所らしくケースケと言葉を交わした後、
別の階層で別れた。




場地「俺、Aに用あっから後でな。連絡するわ」


千冬「うす。じゃあまた後で」


『……良い子だな。めっちゃ慕われてんじゃん』


場地「だろ？千冬は良いやつなんだよ」




ケースケが私に用があると言った時、
東卍に入って間もない私に不信感の一つでも抱くのかと
思っていたが、全くそんなことはなく正直ビックリした。
もしかしたら二人の間で私のことが話題に挙がったのかもしれないが、不信感ってなかなか拭えないものだし。

ケースケの考えてることをきちんと理解してるんだと思う。
この忠誠心はすごい。
並大抵の尊敬や忠誠だけじゃ培えないシロモノだ。
大事にした方がいい。








『で、話とは』




場地家にお邪魔し、ケースケの部屋で二人きりになる。
二人きりになった瞬間、ちょっとケースケは暗くなった。
よくない話なんだろうな。
話すことをちょっと躊躇ってる。




『あまり話したくないことなんでしょ。ケースケの覚悟が出来たらでいい、いくらでも待ってやる』


場地「……悪い」







場地「っし。……話、聞いてくれ」


『おう。ま、無理はダメだ。いつでも止めてくれていい』


場地「ありがとな。……俺らが中1ん時の夏休み、




一虎がシンイチローくんのことを殴った」





……本来は激昂してもおかしくない事実だけど、
私の頭は妙に冷静だった。


場地はそれから事の顛末、その事件に関すること全部話してくれた。
幸いシンイチローくんが生きていたとはいえ、
マンジローとドラケンが羽宮一虎を恨んでしまうのは当然だ。
寧ろ真っ当な感情である。
この事を皆が私に話さなかったのは優しさゆえに、か。





『ねぇ、ケースケ。なんでこの事話してくれたの？私も、羽宮一虎を恨んでしまうとは考えなかった？』









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紛らわしい表現があったため、ちょっと変更しました！
日本語難しいなー……。

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