59.過去編 ページ12
貴方side
これは私が10歳の時の話…。
あの日は、家族でテレビを見たり、トランプをしたりして遊んでいたんだ。
そう、ただ普通に過ごしていたんだ。
瑠海「あー!」
この子は、私の妹、天倉瑠海
『どうしたの?もしかしてジョーカーきた〜?w』
母「わかりやすいわねw」
父「そうだなw」
瑠海「違うもん!」
瑠雨「瑠海、バレバレだぞw」
ガチャ
最悪の悲劇はここからだった。
「「「『?!』」」」
CCG1「おい!お前ら喰種だろ?!」
父「急にどうしたんですか?
ここの家に急に入ってきて…。喰種と疑うなんて…。失礼極まりない。」
CCG2「嘘をつくなっ!!証拠はあるんだぞ?!」
母「?!
嘘…なんで…?」
CCG1「こいつらを、殺れば昇格決定だ!
みんな、いけぇぇぇぇえええ!!!!」
父「俺達を、昇格の道具として使うな…!!」(赫子を出す)
母「私達がなんとかするから貴方達3人は、逃げなさい!」(赫子を出す)
『嫌だ!そんなこと出来るわけないよっ?!』
瑠雨「俺達も、手伝う。」
父「はやく行け!!」
瑠海「うわぁぁん!死 にたくないよォォォォォ!!!!」
CCG3「こいつから殺るか…ニヤ」
こいつとは、瑠海のこと…
『嘘っ!!やめて!!!!』
ザクッ
母「グハッ!!」
『母さん?!』
この時にはもう母さんは死んでしまった。
父「もうダメか…。」
『父さん?!』
瑠雨「父さん?!母さん?!大丈夫か?!」
父「正直なところ大丈夫じゃない…からもう死んじゃうかな。ごめんな…」クタッ
瑠海「父さぁぁぁん!死 じゃヤダだよぉぉ!」
父さんも母さんも死んでしまった以上、私と兄で妹を守るしかない。
『兄さん、殺るよ?』(赫子を出す)
瑠雨「俺もそのつもり。」(赫子を出す)
CCG2「こいつは、死んじゃってもいいのか…?」
『「?!」』
瑠海が、殺される目前だった…。
瑠海「おねえちゃん!助けて…。」グサッ
大切な人を、また1人失うことになった…。
『「ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな、ふざけんなぁ!!!!」』
そして兄さんと私は、暴走し始めた。
こっからの記憶は曖昧だ。
でも…1つだけ、はっきりとした記憶が、ある。
それは…
兄と私でCCGのやつら全員を喰った記憶だった
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作者名:ルン | 作成日時:2018年8月23日 22時