何故かは分からないが懐かれた。【ツイステ】

8.なんでもとは言ったけれど ページ9

「え〜！なんでもやってくれんの？」

「で、できる限りね…！」

「先生なんだかんだ生徒に甘いですよね」

「う、うるさい！生徒は可愛いんだよ！！」

「年上の生徒もいるのに…」

「年齢は関係ありませーん。じゃ、私ご飯食べ終わったし戻るねバイバイ」

「は？まだお願い聞いて貰ってないんだけど」

やっぱり騙されないか…！！！
さすがにバカにしすぎた。

スっと席にもう一度座る

「1個だけだよ」

「分かりました。じゃあ僕からですね」

「…？」

僕"から"？

「そうですね…何をしてもらいましょうか」

「え、あの、3人で1個、では？」

「へぇ、僕の心はこんなに傷ついているのに」

「あーはいはいわかったわかった3人とも1個ずつ考えておきなよ。私次の授業の準備あるんだから」

そして今度こそ席から立ち上がり職員室に戻った


・

「あぁ、こういうのはどうです？」

「〜、〜」

「あー！それいいねぇ〜」

「では3人で1個。でいいですね？」

「オレはいいよお〜」

「僕も問題ありません」

裏では何やら悪巧みが進んでいる様子で…？

9.VIPルームはこわい→←7.しくしく

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す