何故かは分からないが懐かれた。【ツイステ】

16.助手 ページ17

「じょ、助手！？！？」

「あぁ、仔犬は錬金術の免許も持っているんだろう？経験を積むためにも…ということだがどうだ」

「…やりましょう。何時間目に入ればいいですか？」

「今日は3年の授業だな。あぁ、1限目だ」

「おっふ、ハードですね〜私の授業入ってなくて良かったですよ」

準備が出来たら来い、との事だったので準備をして今度こそ遅れないように急いで実験室へ向かう

「あれ〜？A先生じゃんめずらし〜なにやってんの？」

「あぁ、ケイトくん。今日はクルーウェル先生の助手だよ」

「そうなんだ〜じゃあオレも先生にいい所見せるために頑張っちゃお」

「いつも頑張りなさいよ…」

その授業はつつがなく終わったが私の疲労だけが異常なほど残った

「クルーウェル先生、経験とか言っておきながらただ単にこき使える奴が欲しかっただけですよね？」

「物は言いよう、だな」

「はぁ、経験にはなりましたしいいですけど。じゃあお疲れ様でした。」

と言って実験室をひと足早く出る

次は自分の担当の教科の授業だ

「あーもうほんと疲れた…」

またもや大きな荷物を持ってフラフラと歩いていると突然手元が軽くなった

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