アズールに会った話。 ページ1
「アズールってさぁ、最初すんごい私のこと嫌いだったでしょ」
「……なぜ今その話を？まぁ、しつこい奴だとは思ってましたけど」
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私が初めてアズールと会ったのはすごく昔のこと。
まだその時の私は幼くて兄さんたちのことを「にいに」なんて可愛らしく呼んでいた頃
いつもは兄さんたちにくっついて回っているのだがその日はたまたま、そう、本当にたまたま"そっちに行ったら面白いかも"位の気持ちで蛸壺を覗いた
「A〜？どうしたの？」
「たこちゃん？」
「タコちゃん？」
フロイド兄さんが聞き返してくる
「な、なんだお前たちは…お前たちも僕をバカにしに来たのか」
「ねえ、わたしたちとあそぼ？」
「嫌だ。どうせグズでノロマなタコだってバカにする気だろ」
キッとこちらを睨みながら言う幼い頃のアズール
「しないよ？たこちゃんとも遊びたいの。兄さんたちもいるからみんなであそぼう？」
一日目は全く心を開いてくれなくて名前すら教えてくれなかった。
それから1週間以上付きまとった。
兄さんたちももちろん一緒だった
「ねえ、タコちゃんお名前そろそろ教えてよ〜」
「…アズール・アーシェングロット」
「アズールって言うのね！私はA・リーチ！」
「毎日聞いてたから君の名前くらい覚えたよ」
その時初めてクスッと笑うアズールを見た
「タコちゃん笑ってた方が可愛いよ」
「可愛いって言われても嬉しくない」
「タコちゃん可愛いよね？フロイドにぃに、ジェイドにぃに」
「えぇ、とても愛らしいですね。Aの次に」
「かわいーよ。Aの次に♡」
まぁ、言ってしまえばこの頃にはもう兄さんたちはシスコンだった
何につけても他人を褒める時は「Aの次に」と付けていたので何故か私が嫌われていた。悲しい。
兄さんたちがいたから寂しくはなかったけど
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どん - ぴよぴよさん» リーチ兄弟が妹を取り合いするところが見てみたいです (2021年6月16日 21時) (
レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - 黒猫さん» いえいえ！私も幼児化ネタめちゃめちゃ好きなので書いていて楽しかったです！こちらこそリクエストありがとうございました！ (2020年7月24日 19時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 早速読ませていただきました！まじで夢主ちゃんが可愛くて無事灰になりました。私の性癖に付き合っていただきありがとうございましたm(_ _)m (2020年7月24日 12時) (レス) id: a494b1d180 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - 黒猫さん» はじめまして！リクエストありがとうございます！最近忙しくて書く時間が取れていませんが必ず書きますので気長にお待ちください！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよぴよ(プロフ) - そらさん» リクエストありがとうございます！そして返信大変遅くなってしまいすみません…！最近忙しくてなかなか小説を書くことが出来ていませんが必ず書きますので気長にお待ちくださると幸いです (2020年7月9日 20時) (レス) id: a7b0dad548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよぴよ | 作成日時：2020年5月21日 16時
