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〆〆
『イソップくん、次の新しい人はどんな人だろうね』
イソップ「怖い人じゃなきゃいい…かな」
『だね…イソップくん、誰か僕以外で仲良い人は作れた?』
いつものように和室で座って話す。
茶菓子をいつものように頬張りながら雪くんとの時間を楽しむ。
この時間がいつまでも続けばいいのにな…ゲームが終われば毎日時間を気にせずに居られるのに、なんてことを思いながら話す。
イソップ「えっと…占い師のイライさんが割と…」
『ふふ、良かった。ちゃんと僕以外にも話せる人が居るみたいで安心したよ』
イソップ「で、でも雪くんが1番話しやすい…かな」
『お…それは嬉しいね。雪が降らなくなっても忘れずに来て欲しいな…』
イソップ「絶対に来る。忘れないよ」
『それは良かった。雪が降らなくなった後僕のことを少しでも思い出せなくなったら部屋は二度と開かれなくなるから気を付けてね』
いきなり真剣な顔で雪くんは僕にそう言った。
雪くんのことを忘れる?そんなことあるわけない。
大事な人を忘れるなんてことは絶対にないと思う…絶対に雪くんの事を忘れない。
そう言えばやけに雪くんはそわそわしていて悲しそうな表情をするけどどうしたんだろう?
そう思いながら僕は_______最後の日を過ごした。
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あかり510 - 好き (2021年2月3日 18時) (レス) id: 3f067938ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:第五ハマってるやつ | 作成日時:2019年8月7日 0時